近年、米国株市場は他の国の市場と比べても比較的リターンの大きい傾向にあります。
それを支えているのは革新的な技術やテクノロジーを開発している成長株、いわゆるグロース株です。
とはいってもこれから伸びる成長株、グロース株といっても米国株には数千をも超える成長株が存在します。
そこでこういった疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。
- 米国の成長株多すぎてよくわからない
- これから伸びる銘柄ってどれなの?
- 成長銘柄でおすすめの米国株ってあるの?
今回はこういった疑問について答える内容となっています。
ちなみに米国株に投資するためには証券会社選びが重要ですが、手数料負けは絶対に避けたいところ・・・
そんな手数料負けを防ぐためにおすすめの方法と証券会社を紹介している記事もありますのでご興味のある方はぜひそちらもご覧ください。
- 大型成長株5銘柄と小型成長株10銘柄紹介
- 成長株はキャピタルゲインがメイン
- 金利の上昇影響を受けやすい
- 成長株銘柄は配当金が少ないor無いことが多い
- より手数料抑えたいなら1株未満投資も可能で米国株手数料が約定金額×0.25%のウィブル証券 がおすすめ
これから伸びる!?米国株おすすめ大型成長株5銘柄
では早速おすすめの成長株15銘柄のうちまずは大型成長株5銘柄を紹介していきます。
とはいえ、大型成長株といっても基準は色々ありますが、ここでは時価総額1000億ドル以上を紹介しています。
ちなみにGAFA銘柄は他でももうすでによく紹介されているため、ここでは除外させていただきます。
- テスラ(TSLA)
- エヌビディア(NVDA)
- ネットフリックス(NFLX)
- マイクロソフト(MSFT)
- サービスナウ(NOW)
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テスラ(TSLA)
テスラはモデルS、モデル3、モデルX、Yといった電気自動車や太陽光発電システムやPowerwallといったエネルギーストレージ製品を展開している企業です。
Twitterを買収したイーロン・マスク氏がCEOであることで有名な企業でもあります。
ティッカー | TSLA |
主要製品 | 電気自動車、エネルギー |
直近の年間の配当金 | 0$ |
直近52週安値 | 101$ |
テスラの魅力はなんといっても新興の電気自動車企業でありながら、すでに電気自動車の大量生産を実現し、営業利益はプラス化させていることです。
実際に2022年の生産台数は130万台を超えており、2022年において営業利益は138億ドル以上となっています。
電気自動車のみを扱う新興企業ではなかなか大量生産や収益をあげることができず、営業利益がマイナス続きとなっていることが多い中でこのテスラの電気自動車の生産台数と営業利益は大きなアドバンテージだと言えるでしょう。
また、ただの電気自動車会社と侮ってはいけません。
テスラはエネルギー会社としての側面も強く、実際にスーパーチャージャーという急速充電スタンドの設置も進めており、テスラ社以外の電気自動車も使えるように進めています。
元々の社名がテスラモーターズであったのをモーターズという名前を取り払いテスラとしたように今後電気自動車だけでなく、エネルギー会社としても成長していくことが期待できそうです。
エヌビディア(NVDA)
エヌビディアはFeForceといったGPUの設計に特化した半導体企業です。
半導体企業では初の時価総額1兆ドル超えとなった企業でもあります。
ティッカー | NVDA |
主要製品 | GPU(半導体) |
直近の年間配当金 | 0.16$ |
直近52週安値 | 108$ |
エヌビディアの特化する半導体はGPU(グラフィックスプロセッシングユニット)で画像処理に特化しており、大量計算処理に向いた半導体です。
自動運転やデータセンター、ゲーミング、マイニング、AIなど膨大な計算処理が必要とされる分野で主に使用されています。
中でも最近はChatGPTを筆頭とするAI開発での需要が拡大、GPU供給が逼迫するほど需要が増しています。
しかも、このGPUはエヌビディアがシェアの70〜80%を独占しています。
そのため、今後ますますAI開発や自動運転など膨大な計算が必要とされる技術の拡大が進むにつれてエヌビディアのGPU需要は高まり、それに伴って企業の成長も期待できるのではないでしょうか。
ネットフリックス(NFLX)
ネットフリックスはストリーミング動画配信サービスを提供している企業です。
サブスクリプションで世界的に動画配信サービスを提供している企業で日本でも馴染みのある企業だと言えるでしょう。
ティッカー | NFLX |
主要製品 | 動画配信サービス |
直近の年間配当金 | 0$ |
直近52週安値 | 169$ |
ストリーミング動画配信サービスでも圧倒的な会員数を誇っており、世界での有料会員数は2億3000万人にものぼります。
また、なんといっても圧倒的なコンテンツの豊富さを誇り、映画からテレビ番組、アニメ、ドキュメンタリーなど様々な趣味嗜好のコンテンツを提供。
加えて、膨大な資金力を活かしたオリジナルコンテンツ制作にも力を入れており、独自コンテンツによる会員の囲い込みを図っています。
そして直近では広告付きの低額プランやパスワード共有によるアカウント共有違反対策強化にも力を入れており、さらなる会員数の増加や収益性の向上に期待が持てそうです。
マイクロソフト(MSFT)
マイクロソフトは様々なソフトウェア製品を展開している企業です。
ビル・ゲイツによって創立された企業でも有名です。
ティッカー | MSFT |
主要製品 | ソフトウェア製品 |
直近の年間配当金 | 2.54$ |
直近52週安値 | 213$ |
マイクロソフトはオペレーティングシステムであるWindowsやオフィス製品のMicrosoftOfficeなどを展開しており、仕事や個人的に活用している人も多く、日本でも馴染みのある企業だと言えるでしょう。
また、クラウドサービスAzureやSurfaceというノートパソコン、検索エンジンのBingなども展開しています。
中でも現在マイクロソフトが注目を浴びているのがかの有名なChatGPTを開発したOpenAIとの協力によるAI開発です。
実際にマイクロソフトの検索エンジン、BingにはAIチャットが導入されていますし、Azureやその他マイクロソフト製品にはパワポの自動作成などAI導入が進められています。
近年、GAFAの影に隠れていたマイクロソフトですが、AIを組み込んだ製品によりGAFAを追い越す成長が期待されています。
サービスナウ(NOW)
サービスナウはクラウドサービスを提供している企業です。
主なクラウドサービスの内容としては業務の効率化に関わるプラットフォームツールを提供しています。
ティッカー | NOW |
主要製品 | クラウドサービス |
直近の年間配当金 | 0$ |
直近52週安値 | 337$ |
例えば、IT業務や従業員数、カスタマー業務など様々な業務プロセスを統合、自動化して一つのプラットフォームで一元管理できるソリューションを提供しています。
特に事業や人の管理など規模が大きく、複雑化しやすい大企業や組織などに利用されています。
また、人工知能開発なども行なっており、サービスナウのプラットフォームでは人工知能や機械学習を活用することで予測分析や自動化されたタスク処理、自己修復機能なども提供、効率的な業務遂行が可能になります。
ますますAI活用が注目される中で一つのプラットフォームに統合しつつ、効率的な業務プロセスを提供できるサービスナウの成長性には期待できるのではないでしょうか。
これから伸びる!?米国株おすすめ小型株10銘柄
次はおすすめの成長株15銘柄のうち小型成長株10銘柄を紹介していきます。
ちなみに小型成長株銘柄では1000億ドル未満の銘柄を紹介しています。
- クラウドストライク(CRWD)
- ショッピファイ(SHOP)
- ユニティ(U)
- コインベース・グローバル(COIN)
- スノーフレーク(SNOW)
- ウーバー(UBER)
- ゾエティス(ZTS)
- パランティア(PLTR)
- ウェイスト・マネジメント(WM)
- エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ(APD)
クラウドストライク(CRWD)
クラウドストライクはサイバーセキュリティソリューションを提供している企業です。
クラウドネイティブなプラットフォームを活用してセキュリティソリューションを提供しています。
ティッカー | CRWD |
主要製品 | セキュリティサービス |
直近の年間配当金 | 0$ |
直近52週安値 | 92$ |
主な製品としてはエンドポイントセキュリティや脅威インテリジェンス、インシデントレスポンスといったものを提供。
また、AI技術なども活用して高度な脅威の検出やサイバー攻撃からの防御、リアルタイムでの脅威検出や未知のマルウェア検出が可能です。
主な顧客には金融やヘルスケア、エネルギーなど様々な業界の顧客が存在しており、信頼性で高い評価を受けています。
特にAI技術の活用では未知の攻撃などにもリアルタイムで対応が可能であり、今後ますますサイバー攻撃も巧妙化してくる中で需要の期待が持てる部分ではないかと思われます。
ショッピファイ(SHOP)
ショッピファイはeコマースプラットフォームを提供している企業です。
中小企業や個人向けに自社のECサイトを簡単に構築できるようにするためのECプラットフォームを提供しています。
ティッカー | SHOP |
主要製品 | ECプラットフォーム |
直近の年間配当金 | 0$ |
直近52週安値 | 23$ |
ユーザーはショッピフィアのプラットフォームを使用することで製品販売や在庫管理、注文、決済処理を簡単に構築でき、テンプレートやデザインも豊富に揃っているために独自性のあるECサイトを構築することができます。
また、オンラインだけだけでなく、実店舗の販売サポートも行っており、様々な販売チャネルを統合して管理することが可能です。
加えて、Amazonや楽天などモール型のECサイトとも連携しており、ネット販売が進む中で需要が期待できるのではないでしょうか。
ユニティ(U)
ユニティは3D開発プラットフォームを提供している企業です。
主にUnityというプラットフォームを提供しており、多くのゲーム開発者が活用しているプラットフォームとなっています。
ティッカー | U |
主要製品 | ゲームエンジン |
直近の年間配当金 | 0$ |
直近52週安値 | 21$ |
プログラミング知識がなくともゲーム開発ができるのが魅力であり、高品質な3Dグラフィックスや物理シュミレーション、音声処理AIなどを活用してゲームやアプリケーションを開発することができます。
ちなみポケモンGOやAmongUSといった人気ゲームなどUnityによって作成されています。
ユニティの開発プラットフォームは様々なデバイスに対応しているためVRなど今後の発展に期待の持てる分野での需要増が期待できるのではないでしょうか。
コインベース・グローバル(COIN)
コインベース・グローバルは仮想通貨取引所を展開している企業です。
米国で初めて上場した仮想通貨取引所でも有名な企業です。
ティッカー | COIN |
主要製品 | 仮想通貨取引所 |
直近の年間配当金 | 0$ |
直近52週安値 | 31$ |
コインベースのプラットフォームを活用することでビットコインやイーサリアム、リップル、ライトコインなどといった仮想通貨と取引することが可能。
また、仮想通貨のウォレットや関連サービスなども提供しています。
やや規制が厳しくなってきており、仮想通貨の下落なども相まって仮想通貨の取引所にとっては現状厳しい部分もありますが上場している分、他の多くの未上場の取引所と比べると信用性の面で優位な部分があると言えるのではないでしょうか。
スノーフレーク(SNOW)
スノーフレークはクラウドデータプラットフォームを展開している企業です。
投資の神様とも呼ばれるウォーレン・バフェット氏が保有していることでも有名な企業です。
ティッカー | SNOW |
主要製品 | データプラットフォーム |
直近の年間配当金 | 0$ |
直近52週安値 | 119$ |
スノーフレークのプラットフォームはデータウェアハウスとして機能し、大量のデータを効率的にかつ柔軟に管理、処理、分析できるサービスを提供しています。
特徴としては分散処理とクラウドコンピューティングを活用することで複数のユーザーが大量のデータにアクセスして同時にクエリを実行できる点があります。
今後AIなど膨大なデータを必要とする技術が増加してくる中で大量のデータを効率的に管理、データへの高速アクセスをサポートするスノーフレークのようなソリューションの需要増加が期待できるのではないでしょうか。
ウーバー(UBER)
ウーバーは配車、配達サービスを展開している企業です。
日本では配車よりも配達で有名な企業かと思います。
ティッカー | UBER |
主要製品 | 配車、配達 |
直近の年間配当金 | 0$ |
直近52週安値 | 20$ |
ウーバーの配車サービスはウーバーのアプリを活用することでライドシェアと呼ばれるタクシーサービスを利用することができ、近くのドライバーがリクエストに応じて乗車することができます。
特に海外でタクシーはぼったくりや高額請求など支払いが不明確であったりと問題がありましたが、ウーバーの場合、支払いが明確で利用者の安心性が高いなどの魅力で人気が高まっています。
また、空飛ぶ車、eVTOL機の企業とも協力して新たな分野でもライドシェア事業を広げていくことが期待されています。
ゾエティス(ZTS)
ゾエティスは動物医薬品やケア製品を展開している企業です。
ファイザーから分離独立した企業でも有名です。
ティッカー | ZTS |
主要製品 | 動物医薬品 |
直近の年間配当金 | 1.32$ |
直近52週安値 | 124$ |
ゾエティスは牛や羊、豚といった家畜や犬、猫といったペット用の抗生物質や寄生虫除去剤、抗炎症薬、ワクチンなどを提供しています。
また、動物の健康管理や教育プログラムといったものも提供しています。
世界人口が増える中で家畜数の増加やペット飼育数の増加から動物の健康のための製品需要も増していき、成長が期待できる銘柄と言えるのではないでしょうか。
パランティア(PLTR)
パランティアはデータ解析ソリューションなどを提供している企業です。
ビッグデータ分析及び情報プラットフォームの開発と提供を行っています。
ティッカー | PLTR |
主要製品 | データ分析 |
直近の年間配当金 | 0$ |
直近52週安値 | 5$ |
主な製品としては犯罪予防やテロ対策、金融不正、インテリジェンス分析などの領域で活用され、企業や政府機関向けの情報分析統合プラットフォームを提供しています。
異種のデータソースを統合してデータ分析の可視化そしてAIを活用したパターンや関連性を見つけ出す予測分析などといった部分を提供しているのも特徴の一つです。
特に政府向けに関連の深いパランティアですが、ますます情報が膨大化する中でパランティアの情報分析サービス需要も増加することに期待できるのではないでしょうか。
ウェイスト・マネジメント(WM)
ウェイスト・マネジメントは廃棄物管理会社です。
廃棄物管理以外にリサイクル事業などにも関わっています。
ティッカー | WM |
主要製品 | 廃棄物管理 |
直近の年間配当金 | 2.6$ |
直近52週安値 | 148$ |
住宅地や商業地域などの廃棄物収集や廃棄物処理、リサイクル処理などを行っています。
また、ごみの埋め立て処分場や焼却施設の運営、処分場でのバイオガス発電なども行っています。
再生可能エネルギーの拡大が進む中でバイオガスによる発電も注目が集まっていく可能性は高いと言えるのではないでしょうか。
エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ(APD)
エアープロダクツ・アンド・ケミカルズは産業用ガスを扱っている企業です。
また、化学品なども扱っています。
ティッカー | APD |
主要製品 | 産業用ガス |
直近の年間配当金 | 6$ |
直近52週安値 | 218$ |
主な製品としては酸素や窒素、アルゴンやヘリウム、水素といった産業用ガスや特殊ガスを扱っています。
また、液体窒素や酸素などの化学品も扱っています。
主な産業用途としては製造業や医療機関、食品加工業などで使用されています。
エアープロダクツ・アンド・ケミカルズが提供する産業ガスの中でも水素は新たなクリーンエネルギーの一つとして期待されており、エネルギー供給としての需要増加にも期待できるのではないでしょうか。
米国株成長株銘柄のメリット・デメリット
上記で米国株の成長銘柄をご紹介してきましたが、もちろん米国株 成長株銘柄にはメリット、デメリットがあります。
米国株成長銘柄メリット
まずは米国株成長銘柄のメリットから紹介します。
- キャピタルゲインを狙える
- モメンタム投資の機会
- 今後の長期的な配当の可能性
キャピタルゲインを狙える
1つ目のメリットとしてはキャピタルゲインを狙えるということです。
そもそもキャピタルゲインとは売買差益のことを指しますが、成長株銘柄はこのキャピタルゲインを大きく狙えやすい傾向にあります。
理由としては成長株はよく対比されるバリュー株と比べて急速な売上高や利益の拡大をしている銘柄や今後の成長ポテンシャルが期待され、それに伴い大きく株価も上昇傾向にある銘柄が多いからです。
結果として成長性の乏しい高配当株よりもトータルパフォーマンスが良いことも多いです。
モメンタム投資の機会
2つ目のメリットとしてはモメンタム投資の機会が挙げられます。
モメンタム投資とはそもそも過去のパフォーマンスが良かった銘柄に投資する手法ですが、成長株はその対象になりやすいです。
成長株は一定以上の成長率を維持しており、モメンタム投資家の関心を引きやすいからです。
そのため、成長株に投資をした場合、モメンタム投資家による株価上昇からメリットを受ける可能性があります。
今後の長期的な配当の可能性
3つ目のメリットとしては今後の長期的な配当の可能性が挙げられます。
成長段階の企業銘柄を保有していた場合、現時点では配当金は少ないもしくは出していないといったこともしばしばあります。
しかし、今後成長段階から成熟して配当金を出すようになった場合、成熟し配当を出すようになった段階から投資して配当金をもらうよりもより株式の枚数を増やし、より長期的に配当金をもらえる可能性が高くなります。
そのため、現在配当金は出していなくとも成熟する前から投資することによって結果として配当金をより長期的、より多く貰える可能性が高まります。
米国株成長銘柄デメリット
次は米国株成長銘柄のデメリットです。
- インカムゲインが入らない
- 金利上昇で影響を受けやすい
- 財務状況が不安定な可能性
インカムゲインが入らない
1つ目のデメリットとしてはインカムゲインが入らないということです。
成長株銘柄は収益を事業の成長に充てていることが多く、配当金に回すことは少ないです。
そのため、成長株を持っていたとしても配当金がもらえないことが多いです。
そのため、配当金をメインとしたインカムゲインに焦点をあてて銘柄を保有している方にとってはデメリットの部分だと言えるでしょう。
金利上昇で影響を受けやすい
2つ目のデメリットとしては金利上昇影響を受けやすいということが挙げられます。
例えば、成長株は事業拡大や技術開発のために多額の借入資金を必要としています。
しかし、金利が上昇することで借入資金のコストが上昇し、事業拡大への投資の魅力が低下します。
そのことにより、投資家から資金が引き上げられ、株価もそれに伴い下落する傾向にあり、成熟企業と比較して金利上昇の影響を受けやすい点はデメリットだと言えるでしょう。
財務状況が不安定な可能性
3つ目のデメリットとしては財務状況が不安定な可能性がある点が挙げられます。
成長株は事業への投資や新たな市場への投資が大きく、キャッシュフローの悪化や借入負担の増加により、財務状況が悪化しやすい部分があります。
また、成長株は需要や市場変化に敏感であり、業績が変動しやすい部分があります。
そのため、成長株は財務状況が不安定化しやすく、株価もそれに伴って下落しやすい点はデメリットだと言えるでしょう。
米国株成長銘柄投資におすすめの証券会社
米国株成長株投資をするにあたって以下のような要件を満たす証券会社で取引する必要があります。
- 取引手数料の安さ
- 財務状況や銘柄発掘のしやすさ
- 取扱銘柄の多さ
こういった要件を満たさない証券会社で米国株成長株投資を始めてしまうと「思った以上に手数料がかかってしまった。」「欲しい銘柄が無い。」「財務状況の悪さに気づかず投資してしまって大損した。」ということになりかねません。
特に市場の変動の激しい米国株成長株投資では財務状況や競合の状況などの把握が欠かせません。
そこで以下ではこのような米国株成長株投資で必須な要件を満たすおすすめの証券会社を紹介しています。
マネックス証券
1つ目に米国株成長銘柄投資におすすめなのはマネックス証券です。
- 買付スプレッドが無料
- 銘柄分析ができるマネックススカウター
- 手数料は約定金額×0.495%
中でも魅力なのはマネックス証券の口座開設を行うだけで無料で使用できるマネックススカウターです。
マネックススカウターでは10年分の業績や配当金をグラフで見やすく表示してくれる機能であったり、 PER、PBR、配当利回りも5年分グラフで表示、アナリスト評価やセグメント別の売上高などの表示といった豊富な機能を提供しています。
米国株成長銘柄投資では特に重要な財務状況把握や業績を簡単に把握しやすく非常に便利なツールとなっています。
まだ、マネックス証券の口座を持っていない方は口座開設を行うだけでマネックススカウターを無料で使えるのでぜひマネックス証券をチェックしてみましょう。
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