株式投資、特に米国株投資に興味があるけれど「米国株投資には大きな資金が必要なのかな?」「米国株にも少額で投資できるミニ株・単元未満株ってあるの?」こういった疑問を持つ方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
実は米国株にもAppleやAmazonなどとった大企業にも1000円以下から少額で米国株投資を始められ、米国株投資初心者にもおすすめなミニ株・単元未満株のような取引があります。
そこで今回は「ミニ株・1株未満株(単元未満株)とは?」といった部分から「米国のミニ株・1株未満株(単元未満株)のデメリットやメリット、始められる証券会社」などを解説していきます。
- ミニ株・単元未満株にはやや違いがある
- 米国株は1株からが基本で1株の場合手数料は約定金額×0.495%が相場
- 米国株のミニ株・1株未満株は手数料が割高になりがちなのがデメリット
- 日本で米国株のミニ株・1株未満株ができるのはウィブル証券とPayPay証券の2択
- PayPay証券の場合、約定金額×0.5%と時間帯によって0.7%で割高
- ウィブル証券の場合、約定金額×0.25%で1株取引の相場よりむしろ安い
- 米国株のミニ株・1株未満株で割高な手数料を払わずに取引したいならウィブル証券 がおすすめ
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ミニ株・単元未満株とは?
株式投資には取引する際に必要な最低限の株式数が決められています。
例えば1株からであったり、10株や100株、時には1000株であったりと市場や株式によってまちまちですが、このように取引に必要な最低限の株式数が決められています。
しかし、証券会社によってはこの市場で決められた必要な最低限の株式数未満でも取引が可能でこれがミニ株・単元未満株と言われているものです。
ミニ株・単元未満株の違い
ちなみにミニ株・単元未満株はどちらも通常の取引よりも少ない株数で取引できるという点では同じです。
実際にミニ株・単元未満株は同じ意味の言葉として使用されることも少なくありません。
そのため、ミニ株・単元未満株といった場合、とりあえず通常よりも少ない株数で取引できると思ってもらって構いません。
しかし、現実としてはやや意味が違う部分もあります。
例えば、通常取引で1単元100株だとするとミニ株だと10株単位から投資が可能なのに対して単元未満株だと1株単位から取引可能といった意味であることが多いです。
つまり、ミニ株・単元未満株では取引可能最小単位の違いが厳密にはある点に注意が必要です。
米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)とは?
ただし、米国株のミニ株・単元未満株となると上記で説明したミニ株・単元未満株とはややニュアンスが異なります。
理由としては米国株にはそもそも単元制度というものが無く、1株から取引ができるからです。
しかし、1株から取引できる米国株も証券会社によっては1株未満のより小さい単位での取引サービスを提供していることがあります。
そのため、米国株においてミニ株・単元未満株というと厳密には1株未満取引のことを指しています。
米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)のメリット・デメリット
このような米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)には通常の米国株取引とは違ったメリットやデメリットが存在しています。
そこで以下では米国株のミニ株1株未満株(単元未満株)のメリットやデメリットを紹介しています。
米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)のメリット
下記では米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)のメリットをまとめています。
- より少額投資がしやすくなる
- ポートフォリオを組みやすくなる
- ドルコスト平均法が活用しやすくなる
では以下ではより詳細なメリットを解説しています。
より少額投資がしやすくなる
まず、1つ目の米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)のメリットとしてはより少額投資がしやすくなるといった点が挙げられます。
米国株はそもそも日本株のような100株1単元といった単元制度がありません。
米国株は1株から投資ができます。
そのため、例えば日本株では1株1万円の株式があった場合、100株分で1単元であるため、取引に100万円必要ですが、米国株は1株1万円なら1万円から投資が可能です。
しかし、米国株の中には1株数千ドル以上ものする銘柄も存在します。
また、1株から取引できるといっても有名企業の銘柄は例えばアップルでは2023年7月時点で1株200ドル、マイクロソフトでは1ドル350ドルほど。
1ドル140円計算で換算するとアップルは2万8000円ほど、マイクロソフトでは4万9000円ほどにも上ります。
米国株は1株からできるといっても初心者の方や少額から始めようと思っている方にとっては少々敷居の高い値段となることも否めません。
一方で米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)を活用することで1株に捉われずに1000円以下から投資を行うことができるようになります。
この点で米国株初心者など少額で米国株投資を始めようと考えている方にとってはより少額から投資ができる点でメリットがあると言えるでしょう。
ポートフォリオを組みやすくなる
2つ目のメリットとしてはポートフォリオを組みやすくなる点が挙げられます。
暴落など市場の変化に柔軟に対応するために個別株投資では複数の業界やセクターに横断してポートフォリオを組むのが一般的です。
しかし、米国株は1株から取引できるといっても1株の株価が高いものから低いものまで様々な銘柄があります。
そのため、米国株の通常の1株からの取引だと特に少額投資では企業銘柄や投資の比重がついつい偏りがちです。
一方で米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)を活用すると1株の株価にとらわれることなく、各セクターや銘柄に同じ額ずつ投資するといったことが可能になりより少額でも柔軟にポートフォリオを組めることになります。
よってポートフォリを組みやすくなる点でメリットがあると言えるでしょう。
ドルコスト平均法が活用しやすくなる
3つ目のメリットとしてはドルコスト平均法が活用しやすくなる点が挙げられます。
ドルコスト平均法は定期的に一定額を投資することで市場の変動を小さくする投資を行う手法で、1度に買う場合と比べてリスクを軽減する手法です。
しかし、米国株はいくら1株から取引できるとはいっても、1株数万円するような株式を定期的に購入するのは特に少額で米国株に投資をしようとしている場合には難しいものがあります。
一方で米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)を活用した場合1株の株価に関係なく、自身の予算で都合が良い額で定期的な一定額の投資をしやすくなります。
この点で市場の変動を小さく、低減できるドルコスト平均法を活用しやすくなる点でメリットがあると言えるでしょう。
米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)のデメリット
下記では米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)のデメリットをまとめています。
- 手数料が割高になる場合がある
- 株主の権利の制限
では以下ではより詳細なデメリットを示しています。
手数料が割高になる場合がある
1つ目の米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)のデメリットとしては手数料が割高になる場合がある点が挙げられます。
例えば、米国株の通常の取引である1株からの取引では約定金額×0.495%が一般的な手数料の水準です。
しかし、米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)は取り扱っている証券会社が限られることもあって割高な水準となっている場合があり、通常の取引で一般的な約定金額×0.495%よりも手数料が高くなる場合もあります。
実際に米国株の1株未満取引ができる証券会社の1つであるPayPay証券は取引手数料が約定金額×0.5%とまた時間帯によっては0.7%と割高です。
その点で手数料が割高になる場合がある点はデメリットだと言えるでしょう。
株主の権利の制限
2つ目のデメリットとしては株主の権利の制限が挙げられます。
例えば、米国株は1株1議決権など株式に株主権を行使する権利が付与されています。
しかし、配当などは1株未満でも額に応じて配当が受けられますが、議決権などは1株1議決権が普通であるために基本的に1株未満には議決権が付与されず、制限されることが多いです。
この株主権利の制限があるという点で米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)のデメリットだと言えるでしょう。
米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)の始め方
少額からの投資がしやすなどのメリットがある米国株のミニ株・1株未満株(単元未満株)ですがこの1株未満株を取引できる証券会社は限られています。
ではどの証券会社で米国株の1株未満取引ができるのか?
結論として米国株の1株未満取引ができるのはウィブル証券 とPayPay証券のみとなっています。
残念ながら現状、他の有名なネット証券などでは米国株の1株未満取引はできません。
ところでこのウィブル証券 とPayPay証券のどちらがより米国株の1株未満の取引におすすめなのか。
米国株のミニ株で割高な手数料を払いたくないならウィブル証券がおすすめ
- 米国を中心に世界で3500万人のユーザー
- 近年日本でも金融庁の許可を得て日本に進出
- 米国株の取扱い銘柄数は7000、1株未満株も4000銘柄
- 1株でも1株未満でも米国株が約定金額×0.25%と最安水準
- 24時間取引可能
結論としては米国株の1株未満の取引を行うならウィブル証券 がおすすめです。
理由としてはウィブル証券 の方が手数料が割安で取り扱っている銘柄数も多いからです。
しかも、1株未満株でよくありがちな手数料が割高ということもなく、むしろ通常の米国株の1株からの取引手数料の相場の約定金額×0.495%とよりも割安水準の約定金額×0.25%で取引ができるからです。
以下は米国株の1株未満取引でのウィブル証券とPayPay証券での比較を示したものです。
(証券及び特徴) | 手数料 | 銘柄数 | 最低取引額 |
ウィブル証券 | 0.25% | 4000 | 5ドル |
PayPay証券 | 0.5と0.7% | 147 | 1000円 |
また、ウィブル証券 は最低取引額も低く、1ドル140円計算で700円と1000円未満の取引も可能です。
米国株の1株未満取引で「割高な手数料を払いたくない」「より多くの銘柄を取引をしたい」「1000円よりも少ない金額から米国株を始めたい」と思う方はぜひウィブル証券 をチェックしてみましょう。
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