「米国株のPERってどうやったら調べられるの?」
「そもそもPERってなんだっけ」
こういった疑問を抱えている方は少なく無いのではないでしょうか。
そこで今回は米国株のPERの調べ方や目安、簡単にPERを調べられるツールなどを紹介していきたいと思います。
PERとは?
そもそもPERとは何を表す指標なのか。
PERとはそもそも株価収益率という指標で会社の利益と株価の関係を表したものです。
とはいえ、会社の利益と株価の関係といってもあまりピンとこない方も多いかと思います。
そのため、ざっくり言うとPERとはその企業の割安さを示した指標であると考えてもらうと良いでしょう。
実際にこのPERの推移値が低いほど割安な銘柄とされています。
PERの調べ方、計算方法
ちなみにPERの具体的な計算方法としては株価を1株あたりの純利益(EPS)で割ることによって求めることが可能です。
実際にPERの計算式としては以下のような計算式になります。
ただし、銘柄ごとによりPERをいちいち計算するのは非常にめんどくさい部分があります。
現状、株価に関してはすぐ見れられる場合が多いですが、EPSはなかなか見当たらなかったりしますし、実際に計算するのも面倒な部分があります。
そんな中、moomoo証券 では口座開設なしにアプリのダウンロードのみで米国株やその他日本株などのPERが簡単に見ることができますのでいちいち計算するのが面倒、EPSが見当たらなくて計算できないといった方はmoomoo証券を活用してみてはいかがでしょうか。
米国株のPERの目安
一方で一口にPERといってもどこら辺が目安なのかといった疑問もあるかと思います。
また、PERの目安は米国株や日本株、グロース株なのかバリュー株なのかといった部分でも目安は変わってきます。
米国株のPERは高め
そのため、PERの目安といってもまちまちな部分がありますが、米国株に限って言えば基本的には一般的に20倍から25倍とされています。
ちなみに日本株のPERは15倍程度になることが多いため、米国株のPERの水準は全体として高めです。
よってこの水準から下回っているかどうかで割安かを判断すると良いでしょう。
PERの注意点
PERはその企業の銘柄の割安さを知るために非常に便利な水準であることは間違いないですが、闇雲にPERだけを信用することにはリスクがあります。
そこでPERに関して注意すべき点を以下ご紹介していきます。
PERが低すぎても問題アリ
まず、一つ目のPERの注意点としてはPERが低すぎても問題があると言う点です。
PERは低いほど割安の指標とされるため、低ければ低いほど良いように思われがちです。
確かにPERが低ければ低いほど割安であることには間違いありませんが、裏を返せばPERが低ければ低いほど将来性に期待されていない、何かしらの問題を抱えていると判断されている銘柄も多いのが実態です。
例えば、米国株での底PERの代表としては直近のPERが6程度のベライゾンなどがあったりしますが、株価は下落傾向で成長性には疑問符が持たれていたりもします。
低PERの企業にはこういった低成長企業も多く、割安とは言えども注意が必要です。
PERは一時的な損失に対応しにくい
次にPERの注意点としてはPERは一時的な損失に対応しにくいという点が挙げられます。
企業では時期や経営状況によっては特別損失などを一時的に反映させたりしますが、PERでは細かい内訳を知ることはできません。
そのため、一時的に割高に見えたり、一時的にマイナスになって計算することができなかったりします。
よってPERは一時的な損失などをうまく反映しずらく、細かい内容を単独で判断するには情報として不十分であるため、注意が必要な部分と言えるでしょう。
グロース株はPERで判断しにくい
もう一つにはグロース株はPERで判断しにくいと言う点です。
グロース株には現状収益は低くとも革新的なサービスや事業を行っており、今後収益を伸ばしていくだろうという期待から株価が上昇し、PERが目安よりも割高となっていることも多々あります。
確かにPERの数値的に見れば割高ですが期待に応えられたり、予測通りに進んでいけば数値は適正値に戻っていく可能性も高いです。
その点でグロース株に関してはPERは割高になりがちですが、将来性も大きく、PERだけでは判断しにくい点は注意点だと言えるでしょう。
赤字企業でPERは無意味
3つ目のPERの注意点としてはPERは赤字企業では無意味であるという点が挙げられます。
例えば、利益がマイナスで赤字になっているような企業はPERもマイナスになります。
しかし、PERがマイナスでは割安さの指標などの判断には使えません。
そのため、赤字企業ではマイナスのPERは出しても判断ができない、指標として無意味とも言われたりします。
よって赤字企業ではPERは参考にならない点で注意が必要です。
米国株のPERの簡単な調べ方
ところで米国株のPERの求め方や方法は分かったけれどいちいち計算するのはめんどくさい。
このように思っている方は少なくないでしょう。
そこで以下ではおすすめな簡単に米国株のPERを計算せずにみられる方法を紹介したいと思います。
米国株のPERを簡単に調べるならmoomoo証券
米国株のPERを簡単に調べるならおすすめはmoomoo証券 です。
理由としてはアプリをダウンロードするだけで簡単に使用することができるからです。
面倒な口座開設の必要など無く、使えるのが大きなメリットです。
また、以下ではmoomoo証券 でできる米国株のPERに関するツールやメリットを詳しく解説していきます。
米国株をPERでスクリーニングできる
まず、米国株のPERを調べるにあたってmoomoo証券 が特に便利な点の一つとしては米国株をPERでスクリーニングすることができる点です。
例えば、米国株の割安の銘柄を探したい際にPER20以下や10以下など任意のPERの推移値を指定するだけで米国株の銘柄を簡単にスクリーニングすることができます。
また、他のPBRや株価などの指標とも組み合わせてスクリーニングをすることができるため非常に使い勝手が良い点が魅力です。
PERやPBRを組み合わせて割安株を発掘したい方などにとっては使いやすいツールだと言えるでしょう。
米国株をPERでランキング化できる
もう一つは米国株をPERによってランキングできると言う点です。
moomoo証券 では米国株の配当利回りや時価総額などのランキングを表示できるだけでなく、PERやPBRなどの指標でもランキングを表示することができます。
しかも、業界ごとでもPERやPBRのランキングなどを表示させることができるため、PERの任意の数値内のランキング表示して気になる銘柄を発掘することなどに非常に使い勝手が良いです。
米国株の銘柄をランキング形式で表示させたい方や様々な指標でランキング化して調べたいといった方には非常にメリットだと言えるでしょう。
米国株のPERによくある質問
- QPERはどのような指標と組み合わせて使われることが多いですか。
- A
PERは基本的に単独で指標とされるよりも他の指標とともに組み合わせて使用されることが多いです。例えば、株価が純資産に対して割安か割高かを判断する指標であるPBRとともに使われることが多いです。両者とも割安か割高かを示すもので両方活用することで相性の良い部分があると言えるでしょう。
- QPERの欠点や限界は?
- A
PERの欠点や限界としてはPERは成長株の判断が難しいことや特別損失、減損処理などでも数値が大きく変動してしまい、一時的な変動かどうか判断しにくいといった点があります。
- QPERは一般的にどのような業種や企業に適用されますか。
- A
基本的にどのような業種や企業にも適用することはできますが、おおよそ目安となるPERの水準は変わってくる部分があります。また、成長株などではPERは高く出やすく、PERのみでは判断しにくい部分があります。ちなみにmoomoo証券 では業界ごとの平均PERなども表示してくれるため、気になる銘柄のPERと比較しながら割安か、割高かを判断することが可能です。
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