米国株に投資をしてみたいが、おすすめされるのは高配当株や大型株ばかり・・・
「もっと小型株で成長性のあるものに投資をしたい」
または、すでに米国株投資を始めており、大型株や高配当株に投資を行っている方は、「GAFAみたいになる株にもっと初期から投資してみたい」
このように思っている方は意外に多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は成長性に期待の持てそうなおすすめの米国小型株10選とその小型株の投資におすすめな証券会社を紹介していこうと思います。
おすすめの米国小型株10選
ちなみに以下紹介していく銘柄は、今チャットGPTで話題沸騰のAI銘柄やリチウムイオン電池のいわば改良版である全固体電池銘柄、宇宙開発銘柄などテック系が中心となっています。
では以下おすすめの米国小型株10選です。
ちなみに格企業の紹介の下にはその企業のより詳細な記事がありますので興味のある企業銘柄はそちらの方もご確認ください。
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クアンタムスケープ(QS)
まず、一つ目は全個体電池を開発しているクアンタムスケープです。
全固体電池とは従来のリチウムイオンのいわゆる改良版です。
リチウムイオン電池は今まで電解質の部分が液体で構成されていましたが、この全個体電池は電解質の部分が個体となっています。
電解質が個体となることで今までリチウムイオン電池で問題であった発火リスクを抑えられることや充電に対する走行距離を延ばせるといったメリットがあります。
その全固体電池を開発する中でもクアンタムスケープはあのマイクロソフトのビル・ゲイツからも出資を受けており、成長性のある小型米国株銘柄として期待されています。
シースリーエーアイ(AI)
2つ目はAIソリューションを開発しているシースリーエーアイです。
AIでは現在、ChatGPTのOpenAIがありますが、残念ながらOpenAIは現状上場はしていません。
また、AIソリューションを提供する企業はGAFAなどを除くと未上場企業が多いのが現実です。
しかし、そんな中でもシースリーエーアイは上場しており、融資や石油ガス産業向けにAIベースの生産予測ソリューションやサプライチェーンの監視管理などのソリューションを展開しています。
今後もAIソリューションに注目が集まる中で数少ない小型AI銘柄として脚光を浴びる可能性は高いのではないでしょうか。
ロケットラボ(RKLB)
3つ目はロケットを開発しているロケットラボです。
ロケットラボは主に人工衛星を打ち上げるためのロケットの中で特に小型ロケットの開発に注力しています。
小型ロケットの打ち上げ実績でもロケットラボは群を抜いており30回ものミッションを成功させています。
今後も宇宙開発や人工衛星の打ち上げ競争が盛んになることが予測される中でその足となるロケットラボのような実績のあるロケット開発企業には期待の持てる部分はあるのではないでしょうか。
ジョビー・アビエーション(JOBY)
4つ目はeVTOL機、いわゆる空飛ぶ車を開発しているジョビー・アビエーションです。
一見空飛ぶ車というと夢物語のような印象も受けますが、実際に道路の交通渋滞の緩和対策などにも期待がなされています。
また、使用のされ方としては個人所有というよりもライドシェアの形でヘリよりももっと民間人に近い形で利用されることが見込まれています。
実際に量産化ではトヨタと協力したり、ライドシェアではウーバーなどとも協力して着々と商用化に向けて開発が進められています。
ディー・ウェイブ・クアンタム(QBTS)
5つ目は量子コンピュータを開発しているディー・ウェイブ・クアンタムです。
量子コンピュータは従来のコンピュータと違い、0と1だけでなく0と1を重ね合わせた量子ビットという単位を作り出すことでより高速な計算が可能となります。
そのため、遺伝子や化学研究などでの活用が期待されていますが、エラー率も高く商業化に至っているものは少ないです。
しかし、ディー・ウェイブ・クアンタムは、アニーリング型の量子コンピュータに力をいれ、商用化を実現させています。
現状商用化したアニーリング型の量子コンピュータはディー・ウェイブ・クアンタムの独壇場であり、今後ますます量子コンピュータの活用が増えるにあたって期待される銘柄だと言えそうです。
スカイウォーターテクノロジー(SKYT)
6つ目は半導体製造を行っているスカイウォーターテクノロジーズです。
スカイウォーターテクノロジーズは従来の半導体メーカーとは異なったビジネスモデルを展開しており、顧客のニーズに応じて迅速かつ一貫して設計、開発、テストを提供しています。
また、他企業や研究機関に対してスカイウォーターテクノロジーのシリコンウェハ製造能力を提供して顧客が自身の製造、開発を促進できるようにサービスを提供しています。
今後ますます半導体が重要になる中でこのような企業や顧客に製造能力の促進を提供できる半導体企業も需要がましてくることが期待できるのではないでしょうか。
パランティア・テクノロジーズ(PLTR)
7つ目はデータ解析などを提供しているパランティアテクノロジーズです。
主に政府や企業向けにデータ統合や分析、視覚化などのためのプラットフォームを提供しています。
提供しているプラットフォームでは防犯や詐欺検出といったセキュリティやマーケティング、サプライチェーンといったビジネス上の課題に対応することができます。
大量のデータがますます増えてくる中でパランティアのプラットフォームはデータの統合や分析といったプラットフォームの重要性はましてくるのではないでしょうか。
サムサラ(IOT)
8つ目は効率化に関わるソリューションを展開しているサムサラです。
サムサラは主にIoTデバイスなどから情報を収集してAIの強化を行い、企業の商用車両の効率化や追跡などを提供したり、現場の従業員の安全検知、重機の稼働効率確認などといったものを提供しています。
今後もインターネットに繋がる物は増加していくでしょうし、人員不足で効率化が求められる中でAIを活用した効率化に関わるソリューションが重宝されることは大いに予想ができます。
このようなソリューションを提供するサムサラの成長性は高いと言えるのではないでしょうか。
Tスタンプ(IDAI)
9つ目は身元確認に関する技術を提供しているTスタンプです。
最近、スマホなどでも顔認証や指紋認証など生体認証が徐々に普及してきており、生体認証自体には馴染みのある方は増えてきているかと思います。
その生体認証の中でもTスタンプは主に生体情報を不可逆的なIDに変換するソリューションを提供しています。
特に金融機関へ向けてソリューションを提供していますが、今後もセキュリティは他の分野でもますます重要になっていくことが考えられますし、金融機関以外の分野でもセキュリティにおいて応用しやすい技術だと言えるのではないでしょうか。
センチネルワン(S)
10個目はサイバーセキュリティソリューションを提供しているセンチネルワンです。
インターネットが普及するにつれて企業や個人において事業を行う媒体はインターネットへと移ってきているのが現状です。
そのような中でセンチネルワンはシンギュラリティプラットフォームと呼ばれるAIを活用したソリューションを提供しています。
これにより自律的に以上の検出や対応を行い、IoTデバイスへの攻撃からの保護や個人情報の保護などさまざまなネット上におけるセキュリティソリューションを提供しています。
ネット上での事業普及などが進むとAI活用といった自律的なセキュリティはますます重要性を増してくると言えるのではないでしょうか。
米国小型銘柄に向いているおすすめの証券会社
上記でおすすめの米国小型株銘柄10選を紹介してきました。
しかし、成長を期待できる小型銘柄は上場してから日が浅いことも多く、日本の証券会社では取り扱っていないこともしばしばあります。
とはいっても直接海外の証券会社を開設するのは難しい部分もあります。
そんな中で海外証券でありながら、日本の法人があり、日本の証券会社の取引所のように普通に開設できる証券会社があります。
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