【米国株情報】セルシウス・ホールディングス(CELH)とは?将来性や配当金など解説

本記事は米国株の中でもセルシウス・ホールディングス(CELH)に関するものとなっています。(https://www.celsiusholdingsinc.com)

今回はこのような疑問に答えます。

  • セルシウス・ホールディングスとはどのような企業か?
  • セルシウス・ホールディングスの将来性は?
  • 取り扱っている証券会社や財務状況は?
  • セルシウス・ホールディングスの配当金は?

セルシウス・ホールディングス(CELH)とは?

セルシウス・ホールディングス(CELH)は、健康飲料製品を展開している企業です。

主要な健康飲料製品の種類としては主に人工甘味料を使用せず、できるだけ自然なものを主流としたエナジードリンクの低カロリーのCELSIUSを中心にトレーニングを行う人向けに代謝や燃焼の促進が期待されるエナジードリンクのCELSIUSHEAT

筋肉の回復などの効果が期待されるCELSIUSBCAA +Energyやパウダースティック状で水や他の飲料に混ぜて飲むことができ、非炭酸のエナジードリンクであるCELSIUSOn-the-GO

ステビアとエリスリトールという天然由来の甘味料を使用したエナジードリンクのCELSIUSSweetenedwithSteviaなどを展開しています。

また、直近では北欧を中心にプロテインバーや飲料、サプリメントやスーパーフードなどを展開しているFuncフードグループを買収しています。

一方でペプシコとは販売、流通契約を結んでおり、主な顧客はペプシココストコ、Amazonとなっています。

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競合企業

セルシウス・ホールディングスの競合企業としては飲料製品を展開しているコカ・コーラやエナジードリンクを展開しているモンスター・ビバレッジがあります。

また、同じくエナジードリンクを展開しているレッドブルやコーヒーなどの飲料製品を展開しているネスレなどが挙げられます。

  • コカ・コーラ
  • モンスター・ビバレッジ
  • レッドブル
  • ネスレ

セルシウス・ホールディングスの将来性

セルシウス・ホールディングスの将来性としては期待できる部分はあると言えるのではないでしょうか。

まず、一つ目の理由としては健康志向の高まりが挙げられます。

現在では先進国を中心に健康志向が高まりつつある中、従来のエナジードリンクはカフェインや糖質の摂りすぎなどによって肥満や糖尿病など生活習慣病や健康被害のリスクを上げることが研究などで取り沙汰され批判されている部分があります。

そのため、現状の健康志向の高まりは従来のエナジードリンクにとっては逆風の状況下にあります。

一方でセルシウス・ホールディングスが展開している健康飲料製品は臨床的に証明された健康効果と食品添加物や人工甘味料、着色料を使用せず健康志向をアピールしたエナジードリンク製品を展開しています。

この点で健康志向の高まりは従来のエナジードリンクには逆風になる一方でセルシウス・ホールディングスが展開する健康に配慮したエナジードリンクは健康問題を気にする層を取り込み、競合との差別化を図りやすくなる点で追い風だと言えるのではないでしょうか。

もう一つの理由としては流通におけるパートナーシップが挙げられます。

セルシウス・ホールディングスはAmazonやウォルマートコストコペプシコなど多くの小売店や飲料メーカーとのパートナーシップ契約を結んでいます。

特にペプシコはセルシウス・ホールディングスに出資しており、流通におけるパートナーシップにおいてペプシコの流通力や販売力を活かして米国だけでなく世界的にも製品を展開しやすくなる可能性が高いと言えるでしょう。

この点でセルシウス・ホールディングスの流通における多くのパートナーシップは販路拡大やブランドの認知度を高めやすくなる点でプラスだと思われます。

これらの点を鑑みるとセルシウス・ホールディングスの将来性としては期待できる部分はあると言えるのではないでしょうか。

セルシウス・ホールディングスの今後に対する期待度

以下はセルシウス・ホールディングスの今後に対する期待度を示したものです。

ちなみに期待度は高い順に5から1となっています。

ご自身が思うセルシウス・ホールディングスの今後に対する期待度にぜひ投票してみてください。

セルシウス・ホールディングスの今後に対する期待度

財務状況

以下はセルシウス・ホールディングスの財務状況などを示したものです。

営業利益

上記はセルシウス・ホールディングスの営業利益を示したものです。

営業利益は基本的に企業が本業で得た利益を示したものです。

セルシウス・ホールディングスの場合、2022年に大きくマイナスが拡大していることが見て取れます。

EPS

上記はセルシウス・ホールディングスのEPSを示したものです。

EPSは基本的に右肩上がりとなっているかが主な指標とされるものです。

セルシウス・ホールディングスの場合、2022年に大きくマイナスとなっていることが見て取れます。

営業利益率

上記はセルシウス・ホールディングスの営業利益率を示したものです。

営業利益率は基本的に10%〜15%以上が優良な企業の水準とされるものです。

セルシウス・ホールディングスの場合、2020年を除くと全体としてマイナスで推移していることが見て取れます。

自己資本比率

上記はセルシウス・ホールディングスの自己資本比率を示したものです。

自己資本比率は基本的に企業の安定性を示すもので30%以上がおおよその目安とされています。

セルシウス・ホールディングスの場合、全体として30%を大きく上回っていることが見て取れます。

営業活動によるCF

上記はセルシウス・ホールディングスの営業活動によるCFを示したものです。

営業活動によるCFは基本的に企業の手元現金の推移を示したものです。

セルシウス・ホールディングスの場合、2022年には大きくプラスに転換していることが見て取れます。

配当金

現時点で配当金は出していません

現状、セルシウス・ホールディングスが配当金を出すのはまだ先となりそうです。

コメント・考察

セルシウス・ホールディングスが展開しているエネジードリンク製品の健康を意識した戦略は現状、健康問題などで指摘されている従来のエナジードリンクとの差別化が図りやすくこの点では優位に立っている部分があると言えるでしょう。

ただし、他の従来のエナジードリンクを展開している競合も健康問題のイメージを払拭しようとしています。

例えば、モンスタービバレッジでは砂糖ゼロでカロリーオフのモンスターエナジーウルトラやレッドブルでは天然成分を使用し、合成着色料や保存料などを一切使用していないレッドブルオーガニックなどを展開しています。

この点で従来のエナジードリンク飲料を展開する競合も健康志向の製品を展開し、今までのイメージの払拭を狙っており、健康志向で差別化を図っているセルシウス・ホールディングスにとって競合のこれらの試みが成功した場合、差別化が難しくなってくる点は懸念点だと言えるでしょう。

また、ペプシコなどの大手飲料メーカーなどと協力することは流通の拡大には役立ちますが、その分これらの流通に関わる企業への依存度も高くなり、こういった企業の動向に大きく左右されやすくなるため、ペプシコなど流通に関わる企業の今後の動向へも注視が必要だと思われます。

セルシウス・ホールディングスはどこで買える?

以下は米国株を取り扱っている主な日本の証券会社の中でセルシウス・ホールディングスの取り扱い有無を示したものです。

証券会社取扱有無
楽天
SBI
マネックス
DMM
松井
PayPay
野村
大和

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