【米国株情報】EVを開発するカヌー(GOEV)とは?将来性や配当金、財務状況など解説

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今回は米国株の中でもカヌー(GOEV)に関する内容となっています。(https://www.canoo.com)

本記事はこのような疑問に答えます。

  • カヌーとはどのような企業か?
  • カヌーの将来性は?
  • 取り扱っている証券会社や財務状況は?
  • カヌーの配当金は?

カヌー(GOEV)とは?

カヌー電気自動車や自動運転などのソフトウェアの開発を行っている企業です。

最も特徴的な部分は多目的プラットフォームと呼ばれるもので下記の画像のように自動車の下部のスケートボード型のシャシーに電気自動車の主要部分をまとめることで広さと汎用性の高さを実現し、他社の車両への活用も進められています。

参照:Canoo,Inc Annual Report

また、この多目的プラットフォームはカヌーの車両全般に活用されており、開発している主な電気自動車としてはLifestyleDeliveryVehicleLifestyleVehicleMPDVPickupの4つがあります。

まず、LifestyleDeliveryVehicle貨物容量を提供し、商用向けの電気自動車となっています。

参照:Canoo,Inc Annual Report

次にLifestyleVehicleは、上記の画像のように無駄なスペースを排除することでSUVよりも広い室内容積を提供し、7人乗りの消費者向けの電気自動車となっています。

また、MPDV中小企業や配送業者向けの多目的配送車で保管ロッカーなどが兼ね備わっています。

そして、Pickup汎用性が高く、商用と消費者向けで活用できるピックアップトラックとなっています。

一方でソフトウェア面ではカヌー独自のソフトウェアプラットフォームを開発、データ集約プラットフォームを活用して顧客の車両情報の一元化し、セキュリティや車両ライフサイクルの管理などを提供するアプリケーション、カヌーデジタルエコシステムの構築を目指しています。

製造に関してはオクラホマ州でバッテリーモジュール製造施設を発表するなどオクラホマ州やアーカンソー州などで展開を進めており、2023年には他の車種に先行してLifestyleDeliveryVehicleを生産する予定です。

また、ウォルマートからは、最大1000ユニットの注文が行われています。

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競合企業

カヌーの競合企業としては電気自動車や充電ソリューションなどを展開しているテスラや電気自動車を展開しているリビアンが挙げられます。

また、ガソリン車やハイブリッド車だけでなく電気自動車の展開を進めている日産フォードなどがあります。

  • テスラ
  • リビアン
  • 日産
  • フォード

カヌーの将来性

カヌーの将来性としては期待できる部分はあると言えるのではないでしょうか。

まず、一つ目の理由としてEV用の多目的プラットフォームを開発している点が挙げられます。

例えば、電気自動車を開発している他の多くの企業は車種ごとにプラットフォームを設計しています。

対してカヌーは電気自動車の主要な要素の全てを自動車の下部にまとめた多目的プラットフォームによって展開しています。

この多目的プラットフォームはただ自動車に広さを提供してくれるだけでなく、この多目的プラットフォームを基盤とすることで様々な車種を同じ基本部品で製造でき、部品調達や在庫管理、生産設備のコストを削減できるという利点があります。

加えて、ある一方の車種の販売が芳しくない場合でも基本構造は同じであるため、一方の車種に振り分けたり、新車の製造コストを抑えられたりと競合と比較し、柔軟かつコストを抑えた開発ができるという点で他のEVメーカーと比べて優位な点だと言えるでしょう。

もう一つの理由としては多目的プラットフォームを活用することで他社からの生産を請負やすいという点が挙げられます。

例えば、多目的プラットフォームを活用することでその上にさまざまなボディタイプや装備を追加することで低コストでさまざまな車種を開発できますが、自社のブランドやロゴを外し、相手先ブランドやロゴを入れるホワイトラベル提供も進められています。

実際にウォルマート向けウォルマートのロゴが入った配送車の提供米軍向けにはデモンストレーションのために軽戦術車両を提供しています。

このように多目的プラットフォームを活用することで低コストかつ汎用性高く、他社からも希望に沿った車種を開発しやすいという点で競合に対する優位性があるかと思われます。

これらの点を鑑みるとカヌーの将来性としては期待できる部分はあると言えるのではないでしょうか。

カヌーの今後に対する期待度

以下はカヌーの今後に対する期待度を示したものです。

ちなみに期待度は高い順に5から1となっています。

ご自身が思うカヌーの今後に対する期待度に対してぜひ投票してみてください。

カヌーの今後に対する期待度

財務状況

以下はカヌーの財務状況などを示したものです。

ちなみにカヌーは2021年以降収益がないため営業利益率は出せません。

営業利益

上記はカヌーの営業利益を示したものです。

営業利益は基本的に企業が本業で得た利益を示したものです。

カヌーの場合、マイナスが確出していることがみて取れます。

EPS

上記はカヌーのEPSを示したものです。

EPSは基本的に右肩上がりとなっているかが主な指標とされるものです。

カヌーの場合、2020年以降マイナスで推移していることが見て取れます。

自己資本比率

上記はカヌーの自己資本比率を示したものです。

自己資本比率は基本的に企業の安定性を示したもので30%以上がおおよその目安とされています。

カヌーの場合、2020年にはプラスに転換しましたが減少傾向にあることが見て取れます。

営業活動によるCF

上記はカヌーの営業活動によるCFを示したものです。

営業活動によるCFは基本的に企業の手元現金の推移を示したものです。

カヌーの場合、減少傾向にあることが見て取れます。

配当金

現時点でカヌーは配当金を出していません。

カヌーが配当金を出すのはまだ先となりそうです。

コメント・考察

カヌーの多目的プラットフォームは自動車の下部に電気自動車の主要な要素をまとめることでコスト削減や他の車種にも活用させやすく、競合が増加してきているEV自動車企業の中でも特異な方法で挑んでいる企業だと言えるでしょう。

ただし、現状カヌーの車種は2023年から生産を予定しており、電気自動車の生産から現状収益をあげられていないのは事実です。

一方で作業用のバンのレンタル会社であるKingbeeZeebaとは合計12300台の拘束力のある注文が行われているなど着実に収益化の流れは進んでいることは窺えます。

また、今後生産した車種の販売が芳しくなくても、多目的プラットフォームを活用していることで他に振り分けしやすく、他企業からの要望による生産や新しい車種への汎用性が高い点は最も問題となるコスト面でも対処しやすく長期的に見ても強みとなる可能性は高いのではないでしょうか。

取り扱っている証券会社

以下は米国株を取り扱っている主な日本の証券会社の中でカヌーの取り扱い有無を示したものです。

証券会社取扱有無
楽天
SBI
マネックス
DMM
PayPay
松井
野村
大和

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コメント

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