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【米国株情報】連続増配を行うJMスマッカーとは?将来性や配当、財務状況など解説

本記事では米国株の中でもJMスマッカー(SJM)に関する内容となっています。(https://www.jmsmucker.com)

本記事ではこのような疑問に答えます

  • JMスマッカーとはどのような企業か?
  • JMスマッカーの将来性は?
  • 財務状況や取り扱っている証券会社は?
  • JMスマッカーの配当金は?

JMスマッカーとは

JMスマッカー(SJM)は、コーヒーなどの食品やペットフードなどを取り扱っている企業です。

主に事業は4つに分かれていて米国小売ペットフード米国小売コーヒー米国小売消費者食品国際及び外出先事業に分かれています。

大きく売上高を占めている地域は米国であり、米国小売の3つの事業2022年の純売上高の87%を占めています。

米国小売ペットフード事業では、主なブランドとしてはキャットフードを扱うMeow Mix9Lives、ドックフードを扱うKibbles’nBitsmilk-bone and pup-peronirachael ray nutrish and nature’s recipe blue buffaloがあります。

一方でペットフード事業において、2021年にはNatural Balanceを非上場企業の買収などを目的とするNexusに、ドライフード事業をダイヤモンドペットフードに売却しています。

米国小売コーヒー事業では、主なブランドとしてはフォルジャーズやアメリカでは定番のドーナツ屋であるダンキンドーナツとのブランドであるDunkin’and 1850などがあります。

また、米国小売消費者食品事業では、ピーナッツバターやストロベリージャム、ブルーベリージャムなどのジャム製品を扱うスマッカーズやピーナッツバターブランドであるJif

加えて、スマッカーズのストロベリージャムやブルーベリージャムなどを使った冷凍サンドイッチ製品であるSMUCKER’S Uncrustablesなどがあります。

一方でフルーツジュースのブランドであるR.W.Knudsenや玄米やキヌアなどの穀物製品を扱うTruRootsなどの事業は、同じくNexusに売却しています。

国際及び外出先事業では、米国小売事業で扱っているブランドの海外展開やカナダの小麦粉製品ブランドであるRobin hood and five rosesなどが含まれています。

また、主要な顧客はウォルマートで2022年の純売上高の34%と大きな割合を占めています。

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競合企業

JMスマッカーの競合企業としてはコーヒーで世界最大のシェアを誇り、スターバックスブランドでも展開を行うネスレS.Aが挙げられます。

また、ネスレS.Aは傘下にネスレピュリナペットケアも展開しており、コーヒー事業だけでなく、ペットフード事業でも競合しています。

加えて、スニッカーズなどのお菓子でも有名でNutroなどのブランドでペットフードなども展開するMarsやシリアルでも有名でペットフードなどを扱うブルーバッファロー買収し、拡大を図るゼネラル・ミルズが挙げられます。

その他にもジャムやジュースを展開するウェルチ・フーズや加工肉の缶詰で有名でスキッピーなどピーナッツバターなども扱うホーメルフーズなどが挙げられます。

  • ネスレSA
  • Mars
  • ゼネラル・ミルズ
  • ウェルチ・フーズ
  • ホーメルフーズ

JMスマッカーの将来性

JMスマッカーの将来性としては期待できる部分はあると言えるでしょう。

理由としては一つにアメリカでのペット飼育の増加が挙げられます。

例えば、JMスマッカーの大きな売上高を占める特に米国でのペットフード市場は、ペット飼育数の増加やペットフードに対する健康志向の高まりから、市場の増加傾向が見込まれています。

また、APPA(アメリカペット製品協会)によると米国におけるペット飼育世帯割合は1988年から全世帯の58%から2022年には70%となっていて中でも犬は一番多く6900万世帯、二番目に猫は4530万世帯となっています。

このことからも米国においてのペットフードの需要が見てとれるのではないかと思われます。

2つ目の理由としてはアメリカの人口増加が挙げられます。

例えば、北米地域でのコーヒーやジャムも市場の拡大が見込まれていますが、基本的には食品であるため、おおよそ人口に比例することが予測できると思われます。

出典:世界経済のネタ帳

上記の図からも分かる通り実際にアメリカでは人口が増加傾向にあり、これらからも需要が増加することも頷けるのではないでしょうか。

一方で2022年の純売上高の34%をもウォルマートが占めており、顧客がやや偏っている点が気になりますが、ウォルマートがアメリカのスーパーマーケットの中心的な存在である点。

また、JMスマッカーがアメリカを主要な市場としているため、そこまで問題視する点では無いかと思ます。

これらの点を鑑みるとJMスマッカーの将来性としては期待できる部分はあると言えるでしょう。

JMスマッカーの今後に対する期待度

以下はJMスマッカーの今後に対する期待度を示したものです。

ちなみに期待度は高い順に5から1となっています。

ご自身が思うJMスマッカーの今後に対する期待度に対してぜひ投票してみてください。

JMスマッカーの今後に対する期待度

財務状況

以下はJMスマッカーの財務状況などを示したものとなっています。

営業利益

上記はJMスマッカーの営業利益を示したものとなっています。

営業利益は基本的に企業が本業でどれくらいの利益を得たのかを示したものとなっています。

JMスマッカーの場合、2019年から2021年にかけては順調な右肩上がりとなっていましたが、2022年では大きく利益を減らす展開となっています。

EPS

上記はJMスマッカーのEPSを示したものとなっています。

EPSは基本的に右肩上がりとなっているかが指標とされています。

JMスマッカーの場合、全体としては右肩上がりとなっていますが2019年、2021年は若干の減少が見られます。

営業利益率

上記はJMスマッカーの営業利益率を示したものとなっています。

営業利益率は一般的に10%〜15%以上が優良とされる水準となっています。

全体としては右肩上がりが続いていましたが、2022年では下落、しかしながら依然として10%以上の水準はキープしています。

自己資本比率

上記はJMスマッカーの自己資本比率を示したものとなっています。

自己資本比率は基本的に企業の安定性を示すものでおおよそ30%以上が目安とされています。

JMスマッカーの場合、基本的に30%を超えており、全体としても増加傾向にあるため、評価できる水準かと思われます。

営業活動によるCF

上記はJMスマッカーの営業活動によるCFを示したものとなっています。

営業活動によるCFは基本的に企業の手元現金の推移を示したものとなっています。

JMスマッカーの場合、上昇傾向にありましたが、2022年には大きく減少する推移となっています。

配当性向

上記はJMスマッカーの配当性向を示したものとなっています。

JMスマッカーでは2015年などやや増加する年もありますが、基本的には40%前後を推移する形となっています。

事業別収益

純売上高(百万$)20222021
米国ペットフード2764.32844.5
米国コーヒー2497.32374.6
米国消費者向け商品1707.21835.7
国際及び外出先1030.1947.9
参照:The J.M Smucker Company Annual Report

上記はJMスマッカーの事業別の純売上高を示したものとなっています。

ちなみに国際及び外出先となっている項目は、米国以外の売上を示したものとなっています。

米国コーヒー事業と国際及び外出先事業に関しては、2020年と比較して純売上高が上昇していることが見て取れますが、米国ペットフード事業と米国消費者向け商品事業に関しては純売上高が減少していることが見て取れます。

配当金推移

以下はJMスマッカーの直近10年の年間配当の推移を示したものとなっています。

JMスマッカーに関しては直近は順調な増配傾向にあることが見て取れます。

西暦配当金
20224.02$
20213.78$
20203.56$
20193.46$
20183.26$
20173.06$
20162.84$
20152.62$
20142.44$
20132.2$
参照:The J.M. Smucker Company Dividend History

コメント・考察

JMスマッカーとのコーヒーを出すダンキンドーナツは、日本だと普通のドーナツ屋の印象が強いと思われますが、アメリカだとスターバックスと並ぶコーヒーチェーンと見られているようです。

また、ダンキンドーナツの方がアメリカの土着のイメージが強いようでアメリカが売上のほとんどを占めるJMスマッカーとは相性は良いように思われます。

スターバックスともやや客層が違っている部分があるようでその点においては、スターバックスブランドでも展開していて、世界的にシェアをとるネスレS.Aとはうまく競合を逸らすことに成功しているのではないでしょうか。

一方でJMスマッカーズは米国が主な売上地域となっていますが、この点に関しては不買運動など政治的な国際状況に影響されにくい点は利点として下げられるのではないかと思われます。

他方でやはりコーヒー豆などは収穫できる地域が限られており、米国以外の地域からの輸入に頼らざるを得ず、原材料の高騰などの影響を受ける可能性は大いにあり得ます。

出典:世界経済のネタ帳

上記の図からも分かる通り、実際にコーヒー豆の主な品種であるロブスタ種アラビカ種ともに価格は上昇傾向にあり、特に2022年現在は大きく価格が上昇しています。

2022年の価格高騰の主な要因は、ブラジルの水不足などが原因とされていますが、このような原材料価格が上昇すると製品コストが上昇するため、うまく価格などに転嫁できれば良いですが、できなければ減収となる可能性が高いです。

取り扱っている証券会社

以下は米国株を取り扱っている日本の証券会社の中でJMスマッカーの取り扱いの有無を示したものとなっています。

証券会社取扱有無
楽天
SBI
マネックス
DMM
PayPay
松井
大和
野村

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