【米国株情報】フィスカー(FSR)とは?将来性や財務状況など解説

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今回は米国株の中でもフィスカー(FSR)に関するものとなっています。

本記事はこのような疑問に答えます

  • フィスカーとはどのような企業か?
  • フィスカーの将来性は?
  • 取り扱っている証券会社や財務状況は?
  • フィスカーの配当金は?

フィスカーとは?

フィスカー電気自動車を開発している企業です。

主に開発している製品としては全電動の5人乗りのSUV、フィスカーオーシャンがあり推定後続距離は仕様に応じて250マイルから最高350マイルとなっています。

少なくとも3つのオプションパッケージがあり販売開始基本価格の3万7499ドル、フィスカーオーシャンスポーツから6万8899ドルのフィスカーエクストリームフィスカーオーシャンワンが想定されています。

出典:Fisker Inc Annual Report

自動運転機能も搭載され、上記のエッジコンピューティングプラットフォームによってフィスカークラウドを車外リソースとして活用でき、継続的なソフトウェアのアップデートが見込まれています。

また、フィスカーの電気自動車の特徴的な部分としては自動車の屋根部分にソーラーパネルが組み込まれている部分が挙げられます。

現状製造に関しては自社で製造するのではなく、マグナ・シュタイアなどと製造委託契約を結んでいます。

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競合企業

フィスカーの競合企業としては、電気自動車や充電システムなどを展開しているテスラや高級電気セダンの開発などを行なっているルーシッドグループが挙げられます。

また、商用向け、消費者向けの電気自動車を開発しているリビアン・オートモーティブや同じく電気自動車を展開しているBYDなどが挙げられます。

  • テスラ
  • ルーシッドグループ
  • リビアン・オートモーティブ
  • BYD

フィスカーの将来性

フィスカーの将来性としては不透明な部分があると言えるでしょう。

理由としてはまず一つに電気自動車による収益が現状全く無い点が挙げられます。

収益自体は一応あるものの、その収益はフィスカーブランドのアパレルやグッズなどといった商品や家庭用充電ソリューションによるもので電気自動車からの収益ではありません。

一方で2022年の11月には生産を開始し、2023年の収益フィスカーオーシャンSUVからが大部分を占めると予測されています。

しかし、現状電気自動車による収益がないとするとやはりブランド面や生産面などでは不確定要素が大きいと言えるでしょう。

2つ目の理由としては、フィスカー自体は現状生産能力を持っていない点が挙げられます。

フィスカーは電気自動車の生産する工場を持っていないため、マグナ・シュタイアなどに製造を委託しています。

確かに短期的には委託生産による方が巨額な初期投資を抑えられたりノウハウのない新興企業でも一定程度の品質を担保できるというメリットがあります。

しかし、長期的には自社で品質のコントロールができないため品質管理が難しく問題が起こった時の対処が難しい点や開発のノウハウが貯まらず、長期的には品質向上やコスト管理が難しくなるなどの問題点があります。

そのため、長期的に見るとフィスカーが生産能力を持っていないという点はデメリットとなる可能性が高いと言えるでしょう。

これらの点を鑑みるとフィスカーの将来性としては不透明な部分があると言えるでしょう。

フィスカーの今後に対する期待度

下記はフィスカーの今後に対する期待度アンケートを示したものです。

期待度は高い順に5から1となっています。

ご自身が思うフィスカーの今後に対する期待度にぜひ投票してみて下さい。

フィスカーの今後に対する期待度

財務状況

以下はフィスカーの財務状況などを示したものです。

営業利益

上記はフィスカーの営業利益を示したものです。

営業利益は基本的に企業が本業で得た利益を示したものです。

フィスカーの場合、マイナスが拡大していることが見て取れます。

EPS

上記はフィスカーのEPSを示したものです。

EPSは基本的に右肩上がりとなっているかが主な指標とされるものです。

フィスカーの場合、マイナスが拡大していることが見て取れます。

営業利益率

上記はフィスカーの営業利益率を示したものです。

営業利益率は基本的に10%〜15%以上が優良な企業の水準とされています。

フィスカーの場合、全体としてマイナスで推移していることが見て取れます。

ちなみに2021年よりも前の年は収益がないため、営業利益率は出すことができません。

自己資本比率

上記はフィスカーの自己資本比率を示したものです。

自己資本比率は基本的に企業の安定性を示すもので30%以上がおおよその目安とされています。

フィスカーの場合、2019年から2020年にはマイナスからプラスへと転換しており、その後は全体を通して30%以上はキープしていますが、減少傾向であることが見て取れます。

営業活動によるCF

上記はフィスカーの営業活動によるCFを示したものです。

営業活動によるCFは基本的に企業の手元現金の推移を示したものです。

フィスカーの場合、マイナスが拡大傾向にあることが見て取れます。

配当金

フィスカーは現時点で配当金を出していません。

現状フィスカーが配当金を出すのはまだ先となりそうです。

コメント・考察

フィスカーの開発している電気自動車のフィスカーオーシャンに関してコンセプトとしては面白い部分があります。

例えば、自動車の屋根の部分がソーラーパネルになっている部分は通常のタイプの電気自動車とさほど値段や性能自体が変わらないのであれば太陽が出ている間は電気代の節約などにも期待ができ、一般消費者向けにはウケが良い可能性はあります。

また、トランク部分の窓部分が開き、サーフボードなどの大きめの荷物を入れやすいなどといった特徴もあります。

果たして後者の特徴がどれぐらい需要があるのかは疑問の余地がありますが・・・

とはいえ、上部があまり目立たない形でソーラーパネルになっているなど特徴は機能としても他の電気自動車企業との差別化を図る部分では効果を発揮できる点はあるのではないかと思われます。

ただし、本当に上部に組み込まれたソーラーパネルが費用対効果など面で本当に効果を発揮できるかは本格的に生産が始まり、消費者が実際に使用し始めないと判断は難しい部分があると言えるでしょう。

取り扱っている証券会社

以下は米国株を取り扱っている主な日本の証券会社の中でフィスカーの取り扱いの有無を示したものです。

証券会社取扱有無
楽天
SBI
マネックス
DMM
PayPay
松井
野村
大和

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コメント

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