【米国株情報】スナップチャットを展開するスナップとは?スナップの将来性や財務状況などを解説

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本記事は米国株の中でもスナップ(SNAP)に関する内容となっています。(https://www.snap.com/en-US)

本記事はこのような疑問に答えます

  • スナップとはどのような企業か?
  • スナップの将来性は?
  • 取り扱っている証券会社は?
  • スナップの配当や事業別収益は?

スナップとは

スナップは、カメラやコミュニケーションを行えるアプリを展開している企業です

主力のアプリ製品は、カメラやコミュニケーション機能を備えたスナップチャットがあります。

世界の1日あたりの平均ユーザー数は2021年の第4四半期において3億1900万人となっており、下記の画像の通り徐々に増加傾向にあります。

出典:Snap Inc. 2021 Annual Report

このスナップチャットには主に5つのタブがあり、スマホなどのカメラ機能を活用して、オーディオなどと共に写真や動画を撮ることができ、スタンプやエフェクトの追加が可能なカメラ

スナップチャットのカメラで撮った動画や写真、テキストなどをやり取りできるコミュニケーションや特定のユーザー同士のみに現在地を知らせられるスナップマップ、コミュニティや友達のコンテンツが掲載されるリール機能

そして、人気のあるトピックやジャンルを発見できるスポットライトがあります。

このスナップチャットの一番の特徴としては、投稿した写真やチャットなどが基本的に数十秒で消えることで気軽に投稿ができるという点で人気を博しています。

主な収益源は、スナップチャットで配信されるストーリー広告やスナップ広告などの広告製品となっています。

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競合企業

スナップの競合企業としては、InstagramやFacebook、WhatsAppなどのSNSを展開しているメタや動画投稿などができるYouTubeなどを展開するAlphabetが挙げられます。

また、ショート動画を投稿できるTikTokなどを展開するByteDanceや短文のやり取りができ、テスラのCEOであるイーロン・マスク氏が買収を行ったTwitterが挙げられます。

その他には検索画像をピン留めして保存でき、未来志向できある点が売りのピンタレストやアジア地域ではテンセントLINEといった企業などがあります。

  • メタ
  • Alphabet
  • ByteDance
  • Twitter
  • ピンタレスト
  • テンセント
  • LINE

スナップの将来性

スナップの主な事業であるスナップチャットは、他のSNSと違い数十秒で投稿が消える部分で人気を得ており、特に若者層を中心として広がりを見せています。

この数十秒で投稿が消えるという特徴が人気を得ている理由の一つとしては、今までのいいね数などに追われるSNS疲れから来ているようです。

また、競合のメタの展開するFacebookInstagramは年齢層が上がってきていることや若者に対して悪影響を及ぼしているのではないかという調査も出回ってきているため、現状のSNSへの不満も理由として挙げられます。

そしてその若者の受け皿となっているのが投稿が数十秒で消えるスナップチャットとなっています。

このような現状のSNSでの不満を逆手に取った数十秒で消えるという特徴は、現状のInstagramなどへの風当たりを考えるとプラスに働くことが考えられます。

一方でInstagramなどからスナップチャットやTikTokなどに若者が流れているのはただ流行の移り変わりなだけとも言えます。

仮に今後新しいSNSが誕生しスナップチャットからそちらに若者層が移っていった場合、現状のメタがそうであるように広告がメインであり、スナップチャットが主な収益原であるスナップは厳しい状況になることが考えられるでしょう。

財務状況

以下はスナップの財務状況などを示したものとなっています。

営業利益

上記はスナップの営業利益を示したものです。

営業利益は基本的に企業が本業でどれくらい利益を得たのかを示すものです。

スナップの場合、徐々にマイナス幅は縮小していますが、依然としてマイナス圏内であることがわかります。

EPS

上記はスナップのEPSを示したものです。

EPSは一般的に右肩上がりとなっているかが主な指標となります。

スナップの場合、マイナスではありますが、右肩あがりとなっていることは見て取れます。

営業利益率

上記はスナップの営業利益率を示したものです。

営業利益率は一般的に10%〜15%以上がおおよそ優良な水準とされています。

スナップの場合、マイナス幅は縮小していますが、依然としてマイナスです。

自己資本比率

上記はスナップの自己資本比率を示したものです。

自己資本比率は基本的に企業の安定性を示すもので、おおよそ30%以上が目安とされます。

スナップの場合、2018年と比べると減少はしていますが基本的に40%〜50%前後を推移しており、安定性に関しては十分な推移かと思われます。

営業活動によるCF

上記はスナップの営業活動によるCFを示したものとなっています。

営業活動によるCFは基本的に企業の手元現金の推移を示すものです。

スナップの場合、徐々に上昇傾向にあり、2021年にはプラスになっていることが見て取れます。

配当金

現時点ではスナップは配当金を出していません。

現段階では事業の成長が最優先といえ、配当が出るのはまだ先となりそうです。

コメント・考察

スナップのスナップチャットは、数十秒で投稿が消え、スクリーンショットを相手が撮った場合通知が行くなどで既存のSNSのずっと投稿が残るというデメリットを逆手に取り、人気を得られたSNSと言えます。

現状のSNSのデメリットを改善し、たくさんのSNSが出てくる中でうまく違いを鮮明に出せた点は評価できるのではないでしょうか。

また、収益としては依然として、営業利益マイナスであり、赤字の状態ですが赤字幅は縮小傾向にあり、EPS順調な右肩あがりとなっている点そして営業活動によるCFプラスに転換したなど財務面では改善が見られます。

一方で収益面では広告に頼っている部分があり、不安定な部分がありますが、今後Twitterのようにサブスク方面へと舵を切っていくのか。

それともInstagramFacebookを展開するメタのように広告収益のまま進んでいくのかが注目点かと思われます。

とはいえどちらにしろインフラのように使われるSNSで無い限り、流行が終われば陰りが見えてくるでしょうから、スナップチャットに収益を頼りきっているスナップはスナップチャットが順調なうちに次の事業展開を考える必要があるでしょう。

でなければ、現状メタがSNS事業で落ち込み、メタバース事業に焦って取り組んでいるようにスナップもメタの二の舞になる場合も考えられるのではないでしょうか。

取り扱っている証券会社

以下は米国株を取り扱っている主な日本の証券会社の中でスナップの取り扱いの有無を示したものとなっています。

証券会社楽天sbiマネックスDMMPayPay松井野村大和
取り扱い有無

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コメント

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