【米国株情報】ローズタウン・モーターズ(RIDE)とは?将来性や配当金など解説

本記事は米国株の中でもローズタウン・モーターズ(RIDE)に関するものとなっています。(https://www.lordstownmotors.com)

本記事はこのような疑問に答えます。

  • ローズタウン・モーターズとはどのような企業か?
  • ローズタウン・モーターズの将来性は?
  • 取り扱っている証券会社や財務状況は?
  • ローズタウン・モーターズの配当金は?

ローズタウン・モーターズとは?

ローズタウン・モーターズは、商業顧客向けに電気自動車を開発している企業です。

主力車両はエンデュアランスというピックアップトラックを開発しています。

主なターゲット市場は消費者ではなく3台以上の車両を所有する政府機関や商業顧客、例えば物流や公益、建設事業者などといった顧客としています。

ローズタウンの工場は売却し、エンディアランスの製造はFoxconn製造委託契約を結ぶことで製造。

GMとは2020年にホイールやエアバッグなど部品供給契約を結んでいます。

最大500台のエンデュアランスの製造が計画されていましたが、2023年の2月までに約40台が生産の進行中、生産完了しており、合計6台が既に販売されています。

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競合企業

ローズタウン・モーターズの競合企業としてはEVのピックアップトラックも展開しているリビアン・オートモーティブや従来のガソリン車に加えて電動ピックアップトラックも展開しているフォードが挙げられます。

また、サイバートラックなどの開発も進めているテスラやピックアップトラックなども展開しているトヨタなどが挙げられます。

  • リビアン・オートモーティブ
  • フォード
  • テスラ
  • トヨタ

ローズタウン・モーターズの将来性

ローズタウン・モーターズの将来性としては、厳しい部分があると言えるのではないでしょうか。

理由としてはまず一つに依然として大量生産に至っていないことが挙げられます。

例えば、ローズタウン・モーターズの主力車両であるエンデュアランスは現状2023年2月時点で生産されているいるのはほんの40台程度販売台数6台程度となっています。

また、これは初期の最大500台としていた生産を大きく下回る推移となっており費用削減のため、結局のところローズタウンの製造施設もFoxconnへ売却し、製造委託での製造に転換しています。

この点でローズタウン・モーターズが本当に量産に踏み切れるかは疑問が残る点だと言えるでしょう。

もう一つの理由としては主力車両であるエンデュランスに品質やパフォーマンスの面で現状問題がある点が挙げられます。

例えば、エンデュランスで見つかった問題としては運転中に推進力が失われる可能性のある電気接続の問題ブレーキコンポーネントの品質に関する問題点が浮上。

そして、2023年の第1四半期に生産と顧客への一時納品の停止自発的なリコールを行っています。

現状、主力車両の品質やパフォーマンスにも懸念要素があり、大量生産もうまく進んでいない点を鑑みるとローズタウン・モーターズの将来性としては厳しい部分があると言えるのではないでしょうか。

ローズタウン・モーターズの今後に対する期待度

以下はローズタウン・モーターズの今後に対する期待度を示したものです。

ちなみに期待度は高い順に5から1となっています。

ご自身が思うローズタウン・モーターズの今後に対する期待度にぜひ投票してみてください。

ローズタウン・モーターズの今後に対する期待度

財務状況

以下はローズタウン・モーターズなどの財務状況などを示したものです。

営業利益

上記はローズタウン・モーターズの営業利益を示したものです。

営業利益は基本的に企業が本業で得た利益を示したものです。

ローズタウン・モーターズの場合、全体としてマイナスで推移していることが見て取れます。

EPS

上記はローズタウン・モーターズのEPSを示したものです。

EPSは基本的に右肩上がりとなっているかが主な指標とされています。

ローズタウン・モーターズの場合、右肩上がりとはなっていないことが見て取れます。

営業利益率

上記はローズタウン・モーターズの営業利益率を示したものです。

営業利益率は基本的に10%〜15%以上が優良な企業の水準とされています。

ローズタウン・モーターズの場合、マイナスの値で推移していることが見て取れます。

ちなみに2021年以前は収益が無いため、営業利益率は出せません。

自己資本比率

上記はローズタウン・モーターズの自己資本比率を示したものです。

自己資本比率は基本的に企業の安定性を示すもので30%以上がおおよその目安とされています。

ローズタウン・モーターズの場合、2020年以降30%以上で推移していることが見て取れます。

営業活動によるCF

上記はローズタウン・モーターズの営業活動によるCFを示したものです。

営業活動によるCFは基本的に企業の手元現金の推移を示したものです。

ローズタウン・モーターズの場合、全体としてマイナスで推移していることが見て取れます。

配当金

現時点でローズタウン・モーターズは配当金を出していません。

現状、ローズタウン・モーターズが配当金を出すのはまだ先となりそうです。

コメント・考察

ローズタウン・モーターズは競合と比較すると販売台数は6台とかなり遅れをとっているのが正直なところだと言えるでしょう。

ましてや主力車両のエンデュアランスにパフォーマンスや品質の問題があるとするとさらに大量生産までの道のりが遠くなるのは避けられません。

実際に新興の電気自動車会社でもEVのピックアップトラックを展開するリビアン・オートモーティに関しては既に2万台の生産、納入を行っており、販売台数が依然として6台で生産台数も500台に満たないローズタウン・モーターズは突き放されているのが現状です。

しかも、今回のエンデュアランスに関する問題で一時的に生産、顧客への提供停止でさらに競合に遅れをとるのは目に見えている部分だと言えるでしょう。

結果としてローズタウン・モーターズのエンデュランスの生産、販売は現状順調には進んでいないというのが率直なところだと思われます。

取り扱っている証券会社

以下は米国株を取り扱っている主な日本の証券会社の中でローズタウン・モーターズの取り扱い有無を示したものです。

証券会社取扱有無
楽天
SBI
マネックス
DMM
松井
PayPay
野村
大和

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