現在米国の市場経済を牽引しているのは巨大テック企業、GAFAなのは皆さんもご存知の通りだと思います。
実際に2021年にはGAFAだけで、日本株全体の時価総額を上回る状態となっています。
また、下記の世界の主要なICT企業の時価総額の変化からもGAFAの大きさが分かるかと思われます。
出典:総務省ホームページ https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nd236110.html
これだけGAFAが大きくなった理由は多数あるのは事実ですが、一つにはITテクノロジーという拡張性の高い技術を基盤としていることが一つの要因と言えるでしょう。
そんな中で、ITテクノロジーを活用し、事業を拡大させているのはGAFAに限られません。
また、現在GAFA以外にも続々新興テックは、上場を果たしています。
今回はそんな次のGAFAになれるのか多くの人々が気になる新興テック企業にどのようなものがあるかを紹介しています。
ユニティ・ソフトウェア(U)
ユニティ・ソフトウェア(U)は、あまり馴染みの少ない方も多いと思いますが、ゲームエンジンを開発している企業です。
例えると、動画やイラストなどを作成するクリエイターがよく使用するアドビのゲームバージョンといったところでしょうか。
実際に収益形態がサブスク収益がメインな点など類似点があります。
また、Among Usや任天堂のSwitchのソフト、ポケットモンスターブリリアントダイアモンド、シャイニングパールなどといった有名ゲームも数々Unityのゲームエンジンによって作られています。
よりユニティ・ソフトウェアに関する情報は下記からご覧ください。
エアビーアンドビー(ABNB)
エアビーアンドビー(ABNB)は既存の宿泊事業とITテクノロジーを掛け合わせた企業です。
メインは宿泊客と宿泊施設を提供する人とを仲介するのが主な業務でその仲介部分にITテクノロジーを活用しているのが、特徴的な部分です。
また、従来の宿泊事業者との違いとしては、エアビーアンドビー自体は、宿泊施設を保有していない点です。
直近の外出規制などでは大きな影響を受けたことには間違いないですが、従来の宿泊施設業者とは違い物件自体は保有していない分固定費が抑えられた点は大きな利点が見えた部分かと思われます。
財務などより深いエアビーアンドビーに関する内容は下記からご覧ください。
ピンタレスト(PINS)
ピンタレスト(PINS)は検索上の気に入った画像などピンに止め、シェアなどができるSNS、プラットフォームを展開しています。
ピンタレストは主に未来志向を中心としたSNS、プラットフォームを目指しているそうです。
しかし、これだけ聞くと「未来思考って何?」、「新手の宣伝文句か?」ってぶっちゃけ思ってしまいそうですが、今後していきたいことなどピン留め、シェアなどをするという意味のようです。
例えば、Instagramなどは過去に行なったことや食べたものなどが中心ですが、ピンタレストだと検索して興味を持ったものや今後したいものをシェアするといった形です。
また、メタが広告などのアルゴリズムで批判を受けている部分にも注意を払っている点も特徴的な部分かと思われます。
ショッピファイ(SHOP)
ショッピファイ(SHOP)、主に企業や事業主などが自身のECサイトを簡単に持つことができるサービスを提供しています。
ECサイトを展開するには顧客との取引や在庫管理、決済などを整えなければならず、特に中小企業や個人事業主にとっては、整備するのに難しい部分があります。
ショッピファイはそのようなECサイトの難しい部分を簡単に展開でき、デザインも簡単に設計できるようなサブスクサービスを展開しています。
例えるとすると、ショッピファイはネット上の個人商店を作る手伝いをするサービスといったところでしょうか。
ショッピファイのより詳細情報は下記からご覧ください。
ウーバー(UBER)
ウーバー(UBER)は既存のタクシー業とITテクノロジーを掛け合わせた企業といえます。
既存のタクシー業界は、規制の強い業界でしたが、ウーバーはその規制を開発したソフトウェアを駆使して突破しています。
もちろんこの方法は強引ともとれ、強い批判を浴びた部分もあります。
一方でソフトバンクが出資していたり、タクシー業に関しては日本では広がりませんでしたが、Uber eatsは今やフードデリバリーの代表格となっていたりと日本でも大きく活動している企業です。
より詳細のウーバーの情報は上記からご覧ください。
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