【米国株情報】マイクロソフトにも勝るオクタ(OKTA)とは?将来性や財務状況など解説

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本記事は米国株の中でもオクタ(OKTA)に関する記事となっています。(https://www.okta.com)

本記事はこのような疑問に答えます

  • オクタとはどのような企業か?
  • オクタの将来性は?
  • 取り扱っている証券会社や財務状況は?
  • オクタの配当金は?

オクタとは?

オクタは、主に企業向けにクラウド型のID管理製品を展開している企業です。

まず、基盤としてはクラウドベースでIDの管理や保護を行う製品で構成されたプラットフォームであるOktaIdentityCloudがあります。

構成している製品の例としてはクラウドベースの記録システムであるユニバーサルディレクトリやユーザーが一回入力するだけで、任意のデバイスで全てのアプリケーションにアクセスできるシングルサインオン

IT組織や開発者など向けに全体のライフサイクルに応じて自動的にユーザーアカウントが作成、無効化されるライフサイクル管理やクラウドだけでなく顧客の既存の自社内アプリケーションにまで拡張して管理できるアクセスゲートウェイなどがあります。

また、2021年には管理ソリューションなどを提供するAuth0買収しており、さまざまなデバイスやアプリケーションなどで一貫したログインができるユニバーサルログインや悪意あるトラフィックからの保護などAuth0の製品も提供しています。

主な収益としてはこれらの製品のサブスク収益となっており、2022年度時点で90%以上がサブスクからの収益で、顧客数は15000以上となっています。

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競合企業

オクタの競合企業としては、IDやアクセス管理などに関わるAzureADを提供しているマイクロソフトやアクセス管理プラットフォームなどに関わるシマンテックサイトマインダーを展開するブロードコムがあります。

また、統合的なID管理などに関わるIAMを提供するオラクルや同じくID管理やアクセス管理サービスを提供するIBMなどが挙げられます。

  • マイクロソフト
  • ブロードコム
  • オラクル
  • IBM

オクタの将来性

オクタの将来性としてはあると言えるのではないでしょうか。

理由としては、まずオクタの製品は競合と比べて統合しているアプリケーションが広い点です。

例えば、オクタの最大の競合としてはAzureADを提供しているマイクロソフトがありますが、やはりAzureADはWindowsなどマイクロソフト内の製品との連携が念頭にあります。

それに対してオクタの製品は競合であるMicrosoft365などマイクロソフトの製品はもちろん、AWSやGoogleクラウドプラットフォーム、パロアルトやSlackなどのセールスフォースの製品、Zoom、Workdayなど7000以上の統合がある点です。

また、AzureADと比較してオクタは価格面で低価格であり、小規模事業者でも導入しやすい点や比較的短期間で導入できる点などで優位性があります。

よって競合企業が自社のエコシステムの一部としてID管理製品を組み込むことにある種こだわっているのに対し、オクタはID管理製品に特化しておりニッチなID管理製品市場という点では大手IT企業にも勝る点があり、期待できる部分もあるかと思われます。

財務状況

以下はオクタの財務状況などを示したものです。

営業利益

上記はオクタの営業利益の推移を示したものです。

営業利益は基本的に企業が本業でどれくらい利益を得たのかを示すものです。

オクタの場合、営業利益のマイナスが拡大し続けており、2022年には特にマイナス幅が大きくなっていることが見て取れます。

EPS

上記はオクタのEPSを示したものです。

EPSは基本的に右肩上がりとなっているかが主な指標となります。

オクタの場合、2020年以外は全てマイナスの水準となっており、右肩上がりとはなっていないことが見て取れます。

営業利益率

上記はオクタの営業利益率を示したものです。

営業利益率はおおよそ10%〜15%以上が優良な企業の水準とされています。

オクタの場合、全体としてはマイナスの水準であり、2022年に特にマイナス幅が拡大していることが見て取れます。

自己資本比率

上記はオクタの自己資本比率を示したものです。

自己資本比率は基本的に企業の安定性を示すものでおおよそ30%以上が目安となります。

オクタの場合、2021年までは30%を下回る水準でしたが、2022年には30%を大きく超える水準となっています。

営業活動によるCF

上記はオクタの営業活動によるCFを示したものです。

営業活動によるCFはおおよそ企業の手元現金の推移を示すものです。

オクタの場合、2022年はやや減少しましたが、おおよそ増加傾向にあることが見て取れます。

事業別収益

収益(千$)202220212020
サブスク1249210796613552688
プロフェッショナルサービス、その他509913881133379
合計1300201835424586067

上記はオクタの事業別の収益を示したものとなっています。

全体としての収益は増加傾向にあり、特にメインの収益源であるサブスクサービスは2020年から2022年にかけておおよそ2倍と大きく増加していることが見て取れます。

配当金

オクタは現時点では配当金を出していません。

現状では配当金を出すのはまだ先となりそうです。

コメント・考察

オクタの財務に関して営業利益が2022年に大きくマイナスが拡大している部分がやや気になる点といったところでしょうか。

しかしながら、メインの収益となるサブスクサービスの収益は2020年から2022年には約倍の収益となっており、オクタの2022年の年次報告書によると年間契約額が10万ドル以上の顧客数も2021年1950なのに対して2022年3100まで増加しています。

営業利益はマイナスですが、根幹となる収益部分には問題はなさそうです。

一方で直近の営業利益のマイナスの増加にはAutho0の統合のための費用がかさんでいる点も要因として挙げられます。

しかし、買収したAutho0の統合による収益基盤の拡大を図っていますから、うまく統合が進めば収益基盤も拡大し、さらなる顧客獲得にも繋がるのではないかと思われます。

加えて、サブスクリプションという安定的な収益形態であり、営業活動によるCFが増加傾向にあることから安定的なキャッシュフローもあり、総じて営業利益の直近のマイナスはそこまで問題となる点では無いと言えるのではないでしょうか。

取り扱っている証券会社

以下は米国株を取り扱っている主な日本の証券会社の中でオクタの取り扱い有無を示したものです。

証券会社楽天sbiマネックスDMMPayPay松井野村大和
取扱有無

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コメント

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