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【米国株情報】ロブロックスとは?ロブロックスの将来性や財務状況などを解説

本記事は米国株の中でもロブロックス(RBLX)に関する内容となっています。(https://corp.roblox.com)

本記事はこのような疑問に答えます

  • ロブロックスとはどのような企業か?
  • ロブロックスの将来性とは?
  • 取り扱っている証券会社や財務状況は?
  • ロブロックスの配当金は?

ロブロックスとは?

ロブロックスオンラインゲームを作成、公開、遊んだりすることができるプラットフォームを展開している企業です。

ロブロックスのプラットフォームは主に3つ要素、ロブロックスクライアントロブロックススタジオロブロックスクラウドで構成されています。

まず、ロブロックスクライアントではブロック状から実際の人間型まで様々な独自のアバターを作成、操作でき、アバターマーケットプレイスには2900万の体験や数百万のアイテムがあり、衣装やアクセサリーなどを装備することができます。

また、iOSやアンドロイド、PC、Xboxなどで動作することができます。

次にロブロックススタジオでは開発者が、3D体験の構築や公開、操作を行うことができ、アクセス制御管理や共同編集などを利用してチームで共同作業などができます。

そして、ロブロックスクラウドではユーザーを特定のゲームインスタンスに割り当て、何百万人も同時にいる中で3D環境内で低遅延で応答性の高いゲームプレイを可能にする中心的な役割を果たし、開発者は追加のツール無しで3D体験を構築、起動、スケーリング、収益化できます。

加えて、ロブロックスではロブロックスクライアントやロブロックスのウェブサイトから購入できるRobuxという仮想通貨で構築された経済を持っており、Robuxでアバターの衣装やアイテムなどを購入することができます。

また、サブスクリプションサービスであるロブロックスプレミアムでのRobuxの購入も可能で、ロブロックスプレミアムではその他にも限定体験や割引アイテムなどの特典を提供しています。

サブスクリプションの収益はサブスクライバーが開発者の体験に時間を費やすことでエンゲージメントベースで開発者が収益を獲得でき、開発者のインセンティブとなっています

2021年にはロブロックスのプラットフォームでグッチナイキチポトレワーナーブラザーズなどのブランドが独自の体験を開始したり、アーティストによるバーチャルコンサートなどにも使用されたりしています。

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競合企業

ロブロックスの競合企業としては、ゲームエンジンを展開しているユニティやゲームエンジンであるUnrealEngineやゲームの代表作ではフォートナイトなどを展開するエピックゲームズが挙げられます。

また、コールオブデューティーシリーズなどの代表作があり、ゲーム開発を行っているアクティビジョン・ブリザードやエーペックスレジェンズなどゲームを展開しているエレクトロニック・アーツなどが挙げられます。

  • ユニティ
  • エピックゲームズ
  • アクティビジョン・ブリザード
  • エレクトロニック・アーツ

ロブロックスの将来性

ロブロックスの将来性としては不透明な部分が多いかと思われます。

理由としては、まず一つにロブロックスの収益基盤が不安定な点です。

ロブロックスの現状の収益は年次報告書によるとプレイヤーがアイテムや衣装などをゲーム内で購入するために買う仮想通貨、Robuxの販売に依存しています。

なかでもサブスクリプションでのRobuxを購入するユーザーはごく一部であり、これらのユーザーを維持、増加させ続けられなければ、収益的には打撃を受けることになるでしょう。

やはり現状収益源がごく一部のユーザーに対するRobuxの販売に依存している点は不安定要素だと思われます。

もう一つの理由としては開発者エクスチェンジの費用負担が重い点です。

この開発者エクスチェンジプログラムは開発者が稼いだRobuxを実際のお金に変換できるプログラムですが、年次報告書によるとこの開発者交換手数料の費用が2021年12月時点で収益の28.04%と費用としては最も重くのしかかっています。

しかしながら、開発者エクスチェンジプログラムは開発者がコンテンツを開発し、プラットフォームを従実させてくれるためのインセンティブでもあり、プラットフォームの維持のためには削減は難しく、重くのしかかり続ける可能性が考えられます。

これらの点を鑑みるとロブロックスの今後としては不透明な部分が否めないでしょう。

財務状況

以下はロブロックスの財務状況などを示したものとなっています。

営業利益

上記はロブロックスの営業利益を示したものです。

営業利益は基本的に企業が本業で得た利益を示したものです。

ロブロックスの場合、マイナスが大きく拡大していることが見て取れます。

EPS

上記はロブロックスのEPSを示したものです。

EPSは基本的に右肩上がりとなっているかが主な指標とされています。

ロブロックスの場合、マイナスの値に拡大していることが見て取れます。

営業利益率

上記はロブロックスの営業利益率を示したものです。

営業利益率は基本的に10%〜15%以上がおおよそ優良な企業の水準とされています。

ロブロックスの場合、全体としてマイナスの値で推移していることが見て取れます。

自己資本比率

上記はロブロックスの自己資本比率を示したものです。

自己資本比率は基本的に企業の安定性を示すもので30%以上がおおよそ目安とされています。

ロブロックスの場合、2020年まではマイナスで推移していましたが、2021年では一転してプラスにはなっていますが、それでもなお30%以上には達していないことが見て取れます。

営業活動によるCF

上記はロブロックスの営業活動によるCFを示したものです。

営業活動によるCFは基本的に企業の手元現金の推移を示すものです。

ロブロックスの場合、上昇傾向にあることが見て取れます。

配当金

ロブロックスは現在配当金を出していません。

現状ロブロックスが配当金を出すのはまだ先となりそうです。

コメント・考察

ロブロックスよくゲーム開発ツールを展開しているユニティエピックゲームズと比較されることが多いかと思います。

しかし、収益形態は全然違っていてユニティエピックゲームズは収益がこれらが展開するゲームエンジンを使用した際に開発者が収益化してかつ大規模な収益を得る場合にユニティやエピックゲームズがロイヤリティサブスク形式で料金をもらう形です。

対して、ロブロックスは将来性の部分でも述べたとおりRobuxというロブロックスのプラットフォーム内で使用できる仮想通貨の購入から収益を得ており、収益形態が大きく異なります。

これに関してユニティやエピックゲームズは大規模事業者などがそのゲームエンジンを使用し、個々でコンテンツを展開しているのに対して、ロブロックスでは開発者があくまでもロブロックスのプラットフォームでコンテンツを展開しているからと言えるでしょう。

ただし、やはり収益的には仮想通貨購入による収益のロブロックスよりも大規模事業者からのロイヤリティやサブスク収益が見込めるユニティエピックゲームズの方が収益が安定する可能性は高いかと思われます。

確かにロブロックスのプラットフォーム内で仮想通貨による独自の経済圏を作っていることは面白い部分ですが、やはり開発者の交換手数料が重くのしかかっている部分は気になる部分ですし、仮想通貨の購入がメインの収益である点は収益の不安定さが拭えない部分だと言えるでしょう。

取り扱っている証券会社

以下は米国株を取り扱っている日本の証券会社の中でロブロックスの取り扱いの有無を示したものです。

証券会社楽天sbiマネックスDMMPayPay松井野村大和
取扱有無

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