今回は米国株の中でもクリーンスパーク(CLSK)に関するものとなっています。(https://www.cleanspark.com)
本記事はこのような疑問に答えます。
- クリーンスパークとはどのような企業か?
- クリーンスパークの将来性は?
- 取り扱っている証券会社や決算など財務状況は?
- クリーンスパークの配当金は?
クリーンスパークとは?
クリーンスパークはビットコインのマイニングを行っている企業です。
2022年までは商業および住宅の顧客に高度なエネルギー技術ソリューションを提供していましたが、エネルギー資産の売却という方針を取りエネルギー事業は廃止、現在はビットコインのマイニング事業が中心となっています。
ビットコインマイニング事業は2020年のATLDataCentersの買収、その完全子会社を通じてビットコインのマイニングを行っています。
2022年時点で4200のマイナーが稼働しており、3752のビットコインを採掘。
また、特許取得済みのガス化エネルギー技術に関しては継続保有、その他の事業に関しては少数の顧客に仮想サービスや仮想ストレージなどを含むクラウドサービスを提供しています。
a
競合企業
クリーンスパークの競合企業としては、ビットコインのマイニングを行っているマラソン・デジタル・ホールディングスやカナダを拠点にマイニング事業を行っているビットファームズがあります。
また、再生可能エネルギーを活用したマイニング事業を行っているアイリス・エナジーやビットコインの採掘会社であるライオット・ブロックチェーンなどが挙げられます。
- マラソン・デジタル・ホールディングス
- ビットファームズ
- アイリス・エナジー
- ライオット・ブロックチェーン
クリーンスパークの将来性
クリーンスパークの将来性としては不安定な部分があると言えるでしょう。
理由としてはマイニング事業者としては比較的新しい事業者であることが挙げられます。
例えば、クリーンスパークは2020年にATLDataCentersの買収を通じて参入し始めた比較的新規のマイニング事業者です。
もちろん、古参のマイニング事業者と比べてノウハウや技術部分も劣る可能性があることもありますが、より設備費用などで負担がかかる点が挙げられます。
実際にクリーンスパークは2022年にトリニティ・キャピタルと最大3500万ドルの融資を受け、現状すでに2000万ドルの融資を受けている機器融資契約を結んでいます。
しかも、この融資契約は実行金利が13.80%とかなり高い部類にあります。
加えて、ビットコインのマイニング事業に関連するWAHAの買収に関してもSPREコマーシャルグループからは金利12%、マーキー・ファンディング・パートナーズからも年間金利13%で融資されています。
その他のローンも含めると2022年の9月時点でクリーンスパークのローン総額は約2100万ドルほどとなっています。
ただでさえ、電気料金やビットコイン価格に左右されやすいマイニング事業である上、新興のマイニング事業者で設備投資にも大きな負担がかかっているという点でクリーンスパークの将来性としては不安定だと言わざるおえないでしょう。
クリーンスパークの今後に対する期待度
以下はクリーンスパークの今後に対する期待度を示したものです。
ちなみに期待度は高い順に5から1となっています。
ご自身が思うクリーンスパークの今後に対する期待度にぜひ投票してみてください。
財務状況
以下はクリーンスパークの決算や財務状況などを示したものとなっています。
営業利益
-107.png)
上記はクリーンスパークの営業利益を示したものです。
営業利益は基本的に企業が本業で得た利益を示したものです。
クリーンスパークの場合、マイナスが拡大していることが見て取れます。
EPS

上記はクリーンスパークのEPSを示したものです。
EPSは基本的に右肩上がりとなっているかが主な指標とされるものです。
クリーンスパークの場合、右肩上がりとはなっていないことが見て取れます。
営業利益率
-108.png)
上記はクリーンスパークの営業利益率を示したものです。
営業利益率は基本的に10%〜15%以上が優良な企業の水準とされています。
クリーンスパークの場合、マイナスの値は縮小しているものの、依然としてマイナスであることが見て取れます。
自己資本比率
-111.png)
上記はクリーンスパークの自己資本比率を示したものです。
自己資本比率は基本的に企業の安定性を示したもので30%以上がおおよその目安とされています。
クリーンスパークの場合、全体として30%以上で推移していることが見て取れます。
営業活動によるCF
-103.png)
上記はクリーンスパークの営業活動によるCFを示したものです。
営業活動によるCFは基本的に企業の手元現金の推移を示しています。
クリーンスパークの場合、2022年には大きくプラスに転換していることが見て取れます。
事業別収益
以下はクリーンスパークの事業別収益を示したものです。
| 収益($) | 2022 | 2021 |
| ビットコインマイニング | 130999686 | 38846633 |
| その他サービス | 524759 | 440472 |
| 合計 | 131524445 | 39287105 |
配当金
クリーンスパークは現時点で配当金を出していません。
クリーンスパークが配当金を出すのはまだ先となりそうです。
コメント・考察
高いインフレ、ドルやその他の通貨に対する不安感からビットコインに期待を寄せられるのは分からなくもない部分ですが、かといって新興のマイニング事業者に期待できるかというと正直微妙なところだと言えるでしょう。
確かにビットコイン価格が上昇すれば、マイニング事業者の株価も上昇する可能性は高いですが、電気代などのコストに影響を受ける可能性は高いです。
また、競合が増え飽和状態になると採掘される一定量のビットコインに対して個々の事業者が得るビットコインの割合が減少することで利益率が下がる可能性は高く、特に設備投資負担の重い新興のマイニング事業者は破綻する可能性が十分に考えられます。
そのため、ビットコインに期待をするのであれば、わざわざ破綻する確率も高い新興のマイニング事業者よりも直接ビットコインを保有する方が無難なのではないでしょうか。
取り扱っている証券会社
以下は米国株を取り扱っている主な日本の証券会社の中でクリーンスパークの取り扱い有無を示したものです。
| 証券会社 | 取扱有無 |
| 楽天 | 有 |
| SBI | 有 |
| マネックス | 有 |
| DMM | 無 |
| PayPay | 無 |
| 松井 | 無 |
| 大和 | 有 |
| 野村 | 無 |
---




コメント