【米国株情報】アップスタートホールディングス(UPST)とは?将来性や財務状況など解説

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本記事は米国株の中でもアップスタートホールディングス(UPST)に関する内容となっています。

本記事はこのような疑問に答えます

  • アップスタートホールディングスとは?
  • アップスタートホールディングスの将来性は?
  • 取り扱っている証券会社や財務状況は?
  • アップスタートホールディングスの配当金は?

アップスタートホールディングスとは?

アップスタートホールディングスAIを活用した融資プラットフォームを展開している企業です

アップスタートのAIモデルは4440万以上返済事象によって訓練されており、2022年12月までに1500以上変数が追加されています。

貸し手の融資パートナーにはリスクの定量化、軽減のために例えば手数料の最適化や収入、身元を偽っているリスクの定量化、ローンを組む可能性のある消費者の特定、デフォルトの定量化、短期間で複数のローンを組む可能性のある消費者の特定などを共有しています。

また、アップスタートのアプリケーションは貸し手のウェブサイトなどのシステムにシームレスに統合することも可能。

加えて、融資パートナーはローンを機関投資家やバイヤーなどに売却することも可能です。

一方で消費者Upstart.com融資パートナーのウェブサイトからローンを申請でき、通常200ドルから10万ドルで無担保及び担保付き自動車ローンが提供されています。

自動車ローンは2020年から開始しており、UpstartAutoRetailソフトウェアを展開、700以上のディーラーが採用しています。

主な収益源は融資パートナーやローンサービスからの手数料となっています。

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競合企業

アップスタートホールディングスの競合企業としては、不動産融資テック企業であるKiaviや融資サービスやネットバンキングなどを行なっているキャピタルワンが挙げられます。

また、後払いや分割払いなどのサービスを提供しているアファームや融資サービスや資産管理サービスなどを提供しているソーファイ・テクノロジーズなどがあります。

  • Kiavi
  • キャピタルワン
  • アファーム
  • ソーファイ・テクノロジーズ

アップスタートホールディングスの将来性

アップスタートホールディングスの将来性に関しては期待の持てる部分はあると言えるではないでしょうか。

理由としては、アップスタートのAIの活用が従来のクレジットスコアの基準の評価の仕方を変える可能性がある点です。

例えば、米国では現状の融資においておおよそFICOのクレジットスコアを基準に信用が計られています。

しかし、このFICOのクレジットスコアは考慮範囲が少なく、そのFICOのスコアの基準に合致しない人は融資が受けにくいなどの問題があります。

対してアップスタートホールディングスのAIモデルではFICOのスコアよりも多くの基準を考慮することができるため、リスクを抑えつつより幅広い人への融資が可能です。

また、FICOのスコアよりも考慮事項が多いため、アップスタートのAIモデルの方が借り手のデフォルト率が低いという指摘されています。

その点で仮にこのままAIモデルに狂いがなく、FICOのスコアよりもデフォルト率を抑えられつつ、より幅広い融資ができるのであれば、融資する側にとっては従来のFICOのスコアよりもメリットが大きくAIモデルの導入の幅が広がっていく可能性は大いにあり得るでしょう。

このような点を踏まえるとアップスタートホールディングスの今後としては期待の持てる部分はあると言えるのではないでしょうか。

財務状況

以下はアップスタートホールディングスの財務状況などを示したものです。

営業利益

上記はアップスタートホールディングスの営業利益を示したものです。

営業利益は基本的に企業が本業で得た利益を示したものです。

アップスタートホールディングスの場合大きく増加傾向にありましたが、2022年には大きく減少していることが見て取れます。

EPS

上記はアップスタートホールディングスのEPSを示したものです。

EPSは基本的に右肩上がりとなっているかが主な指標となるものです。

アップスタートホールディングスの場合、大きく減少していることが見て取れます。

営業利益率

上記はアップスタートホールディングスの営業利益率を示したものです。

営業利益率は基本的に10%〜15%以上がおおよそ優良な企業の水準とされています。

アップスタートホールディングスの場合、2021年までは上昇傾向にありましたが、2022年には大きくマイナスになっていることが見て取れます。

自己資本比率

上記はアップスタートホールディングスの自己資本比率を示したものです。

自己資本比率は基本的に企業の安定性を示すもので30%以上がおおよその目安とされています。

アップスタートホルディングスの場合、2019年はマイナスでしたがその後は転換して30%以上で推移していることが見て取れます。

営業活動によるCF

上記はアップスタートホールディングスの営業活動によるCFを示したものです。

営業活動によるCFはおおよそ企業の手元現金の推移を示したものです。

アップスタートホールディングスの場合、2021年まではプラスで推移していたものの、2022年では大きくマイナスとなっていることが見て取れます。

配当金

アップスタートホールディングスは現在配当金を出していません

現状アップスタートホールディングスが配当金を出すのではまだ先となりそうです。

コメント・考察

アップスタートホールディングスの融資の際のリスクをより鮮明にできるAIの活用は、従来の信用スコアの測り方を確かに覆す可能性は秘めていると思われます。

実際に2014年変数23であったものが2022年1500以上まで増加していたり、AIモデルは9年以上に渡って継続的にアップグレードされているなど従来の限られた変数のみしか考慮しないルールベースのシステムより明らかに優れていると言えるでしょう。

ただ、短期的には現状の急ピッチな利上げにより、ローン数が減少し収益源である手数料収益が減少することは避けられません。

また、もう一つの重大な問題点としては、アップスタートホールディングスのAIモデル現状ダウンサイクルの経済状況下ではまだ広範囲にテストされたことが無く、今まで通りの信用リスクを弾き出すパフォーマンスを出せるかどうかが分からない点です。

仮にこれまで通りAIモデルがパフォーマンスを出せることができれば、従来のシステムに取って代わる方向に近づくでしょうし、一方でダウンサイクルの経済状況でこれまで通りのパフォーマンスを出せないのであれば、融資パートナーの信用を毀損する可能性があります。

よって短期的にも、今後の信用という長期的な面でもアップスタートホールディングスのAIモデルがダウンサイクルの経済状況でもパフォーマンスを示せるかが現状の争点だと言えるでしょう。

取り扱っている証券会社

以下は米国株を取り扱っている主な日本の証券会社のなかでアップスタートホールディングスの取り扱いの有無を示したものです。

証券会社取扱有無
楽天
sbi
マネックス
DMM
PayPay
松井
大和
野村

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コメント

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